金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

60歳過ぎてもフェイスブックやるんですか?

2012年06月13日 | デジタル・インターネット

今日昼飯を食べていた時、一つ二つ年下の仲間から「フェイスブックおやりなんですか?」と聞かれた。「うん」と答えると「僕はまだやっていないんですが、60歳過ぎてもフェイスブック(FB)をやる人多いのですか?」とまた質問が返ってきた。

60歳以上の人の何パーセント位がFBをやっているかどうかは知らないが、私のFB上の友達の中には同世代やもう少し年上の方もいる。日本の調査データは知らないが、今年6月に米国の調査機関Pewがリリースしたレポートによると、次のようなデータがあった。

  • 2012年4月現在、65歳以上の人の53%がインターネットか電子メールを使っている。これらの人の70%はほぼ毎日インターネットやメールを使っている。
  • 65歳以上のインターネット利用者の内、34%はFBのようなソシアル・ネットワークを利用している。

ということは53%×34%=18%つまり米国では65歳以上の人の5人に1人弱はソシアル・ネットワークを使っているということになる。また同年齢グループの18%の人は毎日のようにソシアル・ネットワークを使う「熱心な」ユーザだ、というから65歳以上の人の10人に1人は熱心なネットワークのユーザということになる。

因みに電子メールに利用者はもっと多く、65歳以上のインターネットユーザの86%が電子メールのユーザで、48%の人は毎日のように使うということだ。つまり65歳以上の人の45%が電子メールを使い、25%の人つまり4人に1人は毎日のように電子メールを使っているということになる。

これらの数字に対比する日本のデータを持っていないので、以下はまったくの推論に過ぎないが、ワイフの友人等の話をベースにすると日本の65歳以上のインターネット・電子メールのユーザ比率はもっと低そうだ。

その理由の一つは私は米国は「タイプ」の伝統があるからだと考えている。米国で手書きの手紙を送ることは少なく、タイプ打ちが普通だから、タイプライターがパソコンに変わっただけ、ということで抵抗感が少ないのではないだろうか?

☆  ☆  ☆

昼飯時の会話に話を戻すと、私は友人にFBを勧めた。始めるのにお金はかからないし、ネットワーク上で友人ができ、コミュニケーションを持つことは楽しいことである。コミュニケーション論から日米のソシアル・ネットワークの違いについても述べたいが、今日はリアルな「飲みニケーション」があるので、ここで失礼します。

コメント (1)
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