金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

玩具メーカーを脅かすタブレット

2012年12月24日 | ニュース

クリスマス・シーズンだが神は総ての人に恵みを与えるとは限らないようだ。FTはToymakers tremble as tots turn to tablet(子供達がタブレットに向かっているので玩具メーカーは怯えている)という記事で、3歳以上の子供にとって今年一番ホットなプレゼントはキンドルやiPadのようなタブレット端末だと述べている。

記事によると今年機種を更新する両親たちは、古い機種を喜んで子供たちに譲ると予想されている。玩具メーカーにとっての危機は、今シーズンの売上が落ちるだけではない。子供たちがタブレット端末に夢中になり、バービー人形(アメリカ最大の玩具メーカー・マテル社の商品)や機関車の玩具などに興味を示さなくなることだ。

タブレット端末のようなディバイスは、大人の生活を変えるだけでなく、子供の興味の対象も変える。タブレット端末の普及は玩具メーカーだけでなく、多くのモノ作り業者に影響を与えることは必至だ。音質や画質に対するこだわりを少し我慢すると、タブレット端末はラジオになり、テープレコーダーになり、ビデオカメラになり、本になる。バッテリーの持ち時間から見て利便性はスマートフォンの比ではないと私は考えている。

★   ★   ★

ところで今年赤ん坊用のおむつの出荷数を高齢者向けのそれが上回った日本。来年は高齢者にタブレットを徹底的に普及させるべき年だ、と私は考えている。

「タブレットはベビーシッターだ」という言葉が記事に出ていたが、「タブレットはcarer(介護人)の一人だ」という言葉が生まれてもよさそうだ。

では高齢者にとってタブレットはどのように役に立つのあろうか?思いつくままに列挙すると次のようなことが考えられる。

・無料でラジオや音楽を聴きたいだけ聴くことができる

・安く新聞を購読することができる(日経新聞のようにネット購読に4千円もチャージする法外な新聞は別だが)

・離れて暮らす家族、友達、世話をしてくれる人達と電話やメールで簡単にコミュニケーションをとることができる

・スーパーなどに簡単な操作で宅配注文ができる

・血圧計などと組み合わせることで、病院で受ける定期的な検診回数を減らすことができる

公共団体、サービス・プロバイダー、ボランティア達が力を合わせてこの問題に取り組んで欲しいと私は考えている。いや可能であればそのような動きを積極的に作り出したいと考えている。

それは目先数兆円のコスト削減につながるだけでなく、多くの人々に年をとっても私達は世界とつながっている、という思いを生み、生きていく意味を与えてくれるのではないだろうか?

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Nexus7にPlay by AOL、のんびりとイブの朝

2012年12月24日 | デジタル・インターネット

12月24日快晴、雲ひとつない青空が郊外の住宅地の上に広がっている。窓から強い日差しが届くのでガスストーブを止めてみた。ブログを書きながらクリスマス・ソングを聞く。

私にとって一番簡単にクリスマス・ソングを聞く方法はNexus7の無料アプリPlay by AOLを開いて面白そうなアルバムをクリックすることだ。今Bing Crosbyを聞いている。

無料で聴くというと、時々使うのがRadiocentというオンラインラジオ・アプリだ。午後はここでジャズでも聴きながら書斎の陽だまりでのんびり過ごしそうだ。

空蒼く 世は事もなし イブの朝  北の旅人

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田無の夜景2つ

2012年12月24日 | まち歩き

クリスマスシーズンが近づくにつれて、各地からイルミネーションのニュースが伝わってくる。私が住んでいる田無でもイルミネーションが駅前を飾っている。昨日高尾山登山の帰りで一眼レフカメラを持っていたので、イルミネーションを撮影した。

Tanashi

夜景をブレを少なくして撮影するには三脚を使うのが一番だろうが、三脚は持ちあわせていなかったので、ISOを高めることでシャッター速度を高めてみた。写真はISO1000、シャッター速度1/25秒で撮ったものだ。

Tanashi2

変哲のない郊外の私鉄の駅だが、イルミネーションに飾られるとファンタジックな気分になる。

自宅が近づくと田無タワーが赤と緑に点灯していた。こちらもクリスマス用の飾り付けだ。

Tower

Wish you have a merry christmas

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天使の梯子、冬の高尾山から

2012年12月24日 | 

12月23日日曜日曇時々晴。某ロータリークラブの忘年登山会で高尾山に出かけた。午前10時高尾山口駅集合。10時30分6号路入り口。昨日の大雨で沢沿いの道はすっかり濡れていた。このところ1週間に1回、しかも週末にかけて雨が降っていて山登りの邪魔をしている。昨日は別の山の会の忘年登山の予定だったが、こちらは中止となった。

高尾山は登山者が多い。トレイルランナーが私達をどんどん追い抜いていった。

中腹に立派な樅の木があった。

Momi

11時57分高尾山頂上到着。曇っていて富士山は見えない。その曇り空から数筋の陽の光が射している。天使の梯子のような景色だ。光がそそいでいるのは丹沢の山々だ。

Ladder2

一人今年富士山で逝ったO先輩に黙祷を捧げた。

午後1時城山到着。ここで遅い昼食。歯医者さんご夫妻が持ってこられたワインと手作りパンが美味しい。しかし結構寒い。後で道端のドラム缶を見ると氷が張っていた。

Fire

小屋の前の焚き火で手を温めて小仏峠に向けて出発。2時20分頃小仏バス停到着。バスで高尾駅に着いたのは2時55分だった。高尾駅からJRで八王子へ。八王子駅前商店街の日帰り温泉で冷えた体を温め、お酒を頂いた。総勢24名という大人数の忘年登山は大いに盛り上がった。

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