金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

冬山に必要な道具は?(実践編)

2012年12月29日 | 

最近の私のブログでアクセスが増えているのはNexus7の無線LAN設定に関するエントリーだ。一方検索エンジンから金融や山に関するエントリーがヒットされる件数は余り伸びていない。その中で比較的アクセスが多いのが、「冬山の必要な道具は?」というエントリーだ。

「冬山に行こう!」という人が増えているからだろう。かくいう私も明日から名古屋在住のSさんと金峰山(あるいは瑞牆山)に登る予定で先程パッキングを行ったところだ。パッキングをしながら「冬山に必要な道具は?」の続々編を書いてみることにした。

まず今回の登山計画である。明日(12月30日)JR中央線小淵沢駅に11時前に集合。レンタカーを借りて、食料を調達した後、瑞牆山荘脇の駐車場に向かい、そこから無人小屋の大日小屋に向かう。これがメインシナリオだが、雨が強い場合は瑞牆山荘泊りもあり、これがサブシナリオ。明後日は金峰山か瑞牆山を往復して増富温泉で汗を流して帰る予定だ。金峰山は6-70cmの積雪。瑞牆山は10cm程度の積雪である。

このような登山にどんな装備が必要か?というのが今回のテーマだ。まず足回りは本格的冬靴を履くことにした。6,7年前に買った靴で最近は余り使っていない。靴下は厚手のウールの靴下一枚履きである。クランポンは12本爪。

Crampon

防寒の小物は帽子2つ(通常用・吹雪用)、スパッツ、毛糸のインナー手袋、ナイロンのオーバー手袋だ。オーバー手袋は風で飛ばされないように紐を付けている。写真には載っていないが、この他フリースの薄手の手袋を持っていく。これは写真撮影など細かい作業用だ。

Cap

次に幾つかの小物。ヘッドランプなどは夏冬共通だが、冬は日が短いので使うことが多い。

白い円筒形のケースはワセリンだ。出発前に顔に塗っておくと寒さ対策になる。吹雪で道に迷うリスクもあるので冬はGPSが欲しい。

Glasses

無人小屋では当然自炊である。ガスボンベは極寒用のボンベを用意する必要がある。そうでないと気化しない。一方極寒用ボンベを夏に使うと危険だ。燃料と時間の節約から米はアルファ米を利用する。黄緑の筒は魔法瓶だ。熱くて甘い紅茶を詰めて行く。

Cooking

最後がピッケルとストック。ストックには深雪リングをはめて、雪の中で止まり易くした。

Piore

以上がざっとした装備である。これに寝袋、上下のアウターを詰めると45リットルのリュックはパンパンになった。

冬山は素晴らしいけれど、この装備の重さは応える。

コメント
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