金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

GW、休みは好天候で消費伸びるか?

2013年04月30日 | ニュース

総務省が本日(4月30日)発表した3月の家計調査によると1世帯(2人以上)あたりの消費支出は31.6万円で前年同月比5.2%の伸びとなった。これは9年1ヶ月ぶりの高い伸びだ。

ロイターは和服を着た女性が銀座の高級ブティックの前を通る写真を掲載して「阿部内閣の力強い努力が消費者の信頼感を高め、経済復活の兆しを見せいている」とコメントしていた。

家計調査はサンプル数が少ないので、大きな買い物があるとブレる傾向がある。また5.2%という高い伸びが持続することはない・・・などと冷めた見方はできるが、ポジティブなデータであることには変わりはない。

昨年11月から50%程度株価が上昇したので、現金化した個人投資家がその一部を消費に回した、というのが大方見方だ。株価の上昇ペースが速すぎると、まもなく下落するのではないか?と疑心暗鬼になるのが人情というもので、利食いが入るのは当然のこと。「利食い百人力」という言葉もある。一部利食いをしてその一部を消費に回す。それでも良いではないか?

それが景気の歯車に注す油となり、経済の動きが活発になれば良いと思う。今年のGWは前半後半ぶつ切れで海外旅行には向かないようだ。近くでちょっと贅沢をしよう。少しお金を使うと気分が豊かになる・・・と皆が思うことはきっと良いことなのだろう。

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短すぎるピッケル、多すぎるアイゼンの爪

2013年04月30日 | 

♭ 人みな花に酔う頃は残雪恋て山へ行く (坊がつる賛歌)

東京の桜が散ってはや3週間、北アルプスの雪の峰々を仰ぐ安曇野では桜が満開だった。桜やリンゴの花が咲き乱れる安曇野から雪の聖域、北アルプスの稜線まで登ってきた。登った先は燕岳。その直下にある600名の収容力を誇る燕山荘はかなり混んでいたから、3百名前後の人が泊まっていたのだろう。
GWの頃の燕岳は天候が良ければ登り易い山だ。それ程急な斜面はないし、雪崩がでそうな場所も殆どない。
だからピッケル、アイゼンでフル装備した老若男女が沢山押しかけてくる。フル装備は良いのだけれど、古い山屋の私には気になることが少なくても2つはある。

第1はピッケルの長さが短すぎることだ。山道具専門店で見ても、シャフト(柄)の長い縦走に適したピッケルはほとんど売っていない。売っているのは雪壁や氷壁を登るのに適したシャフトの短いピッケルだ。シャフトの短いピッケルは主に雪稜を縦走するだけの一般登山者には不便だし、何よりも危険だ、と思うがどうしてこんなものが売れ、こんなものを買うのだろうか?

第2はアイゼンの爪の数が多い登攀系アイゼンを着けている人が多いことだ。アイゼンの爪の数は多い方が滑り難いと考える人が多いから12本爪のアイゼンを買う人が多いのだろうが、爪の数は多ければ多いほど良い、というものではない。爪の数が多くて、特に前爪が発達している場合、爪を引っ掛けて転倒する危険性が高まるからだ。

Piore_2

写真は私が使っているピッケルとアイゼンだ。ピッケル・アイゼンともメーカーはグリベル。ピッケルは市販品としてはかなり長い方だ、と思う。アイゼンは12本爪で縦走用としては少し爪数が多いのだが、心の何処かに未だ氷壁に対する恋心があるので不便承知で使っている次第だ。

本来登山道具に松竹梅はない。登山道具には使用目的と技量に応じたスペックがあるのみだ。4万円以上もする冬靴はマイナス20度の世界で威力を発揮するが、雪のない山では重たいだけの長物である。雪のない山では2万円程度の靴が一番手ごろだろう。

ところがピッケル・アイゼンに関しては「登攀用」が格好良く見えるので「松」になり、縦走用のシャフトの長いピッケルは野暮ったいので「梅」になったのではないか?と私は推測している。

残念なことだが今年のGWも幾つかの遭難事故があった。その幾つかは気象条件の急変によるものだ。現在はゴアテックスという非常に防水性の優れた生地が雨具やアウターに使われるようになった。だがひょっとすると、装備に対する過大な信頼が悪天候下の行動に結びつくという危険性があるのではないだろうか?

「技は力の内にあり」と言う言葉と同様、「いかなる装備もまた技と力の内にある」のである。

力量を超えた装備は無駄なだけではなく、本人に危険をもたらす。


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スマホで「えきネット予約」、でも一工夫でもっと便利に。

2013年04月30日 | デジタル・インターネット
先日元の会社の山仲間と中房温泉から燕岳に登ってきた。東京から6人、名古屋から3人合計9人のおじさんグループである。名古屋組の一人が山の帰りに仕事で東京に行くので松本から一緒に帰りたいと中房温泉で急に言い出した。
指定席が取れなければ、立ってでも帰るという。「ちょっと待てよ。えきねっとで予約する方法がある。」と私が提案したが、彼は「えきねっと」のメンバーではない。そこで私のスマートフォンから私のえきねっとに接続。えきねっとの「座席指定」画面を取り出し、私たち東京組のシートの隣の席を予約することができた。

JR東日本の宣伝をするつもりはないが、「えきねっと+スマホ」の組み合わせは山旅には中々強力なツールだ。

松本駅には予定よりかなり早く到着したので、窓口で切符を出して予約列車の変更をした。その後で気がついたのだが、「復路の切符を直前まで未発行にしておく」という手があったのだ。どういうことかというと、切符が未発行であれば、インターネット上の操作で列車を変更することができる(指定席が空いていればだが)。席がなくて座って帰りたい場合は当初の予約を使えば良い。

つまり「指定席を予約している」ということは、指定席をボトムラインとして、それより前の列車の指定席を得ることができるというオプションを買っている、ことなのである。このオプションは券売機でチケットを得てからでも行使することは可能だが、窓口で並ぶ必要がある。スマホの操作に慣れていれば、スマホから操作する方が早くて楽なのだ。

こんな程度の旅の知恵は旅慣れた人ならとっくに活用しているよ、と一笑に付されそうな話だが「便利そうだな」な昨日思った次第だ。

ただし「えきねっと」予約の切符を受け取ることができる券売機の数は多くない。松本駅でざっと見たところでは2台だった。券売機が混んで「予約は取れているが指定券を受け取ることができない」という受け渡しリスクがあることは認識しておいた方が良いだろう。

また総ての駅に指定席券売機がある訳ではない。これもチェック項目だ。以上のことを踏まえながら今度実際にやってみて便利さを確認したいと考えている。

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