金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

ドコモのゾロゾロメニュー、iコンシェル以外解約

2013年07月03日 | デジタル・インターネット

5月にスマホを買い換えた時にドコモショップで「商品値引きをするから、iコンシェル他有料オプションに入ってください」と言われ、一つ一つの月額は大したこともないので「ハイハイ」と加入した。私はこのようなオプションメニューを勝手に「ゾロゾロメニュー」と呼んでいるのだが、使ったことがない。より正確にいうと一部のメニューは使おうと思った時に使えなかった。それはNOTTVというスマホ向け有料テレビだ。自宅で使おうと思っても電波が弱くて接続できないと言われてしまったので、解約することにした。

ついでに他のゾロゾロメニューも解約した。ドコモは有料の地図ナビサービスなどを提供しているが、グーグルが無料で優れたサービスを提供している中、わざわざお金を払って使い勝手が必ずしも良くないドコモのサービスを利用する人がいるのだろうか?と首を傾げたくなる。

そこでドコモはスマホの買い替え時期などを狙って無理やりオプションを販売することになる訳だ。

だがユーザは使わないのでやがて解約する。もっとも多少の歩留まりはあるかもしれない。それは「解約するのを忘れていた・面倒だからしばらく放っておく」という人と「解約手続きが複雑で音を上げた」という人がいると想定されるからだ。もしドコモがそれを狙っているとすれば少し悪ドイが・・・・

ただそんな中でiコンシェルだけは残すことにした。iコンシェルの月間使用量は105円。余り使うことはないが、iコンシェルに入っていると「トルカ」というクーポンを使うことができる。例えば時々コーヒーを飲むサンマルクカフェで「トルカ」クーポンを見せると200円のコーヒーが100円になる。セコい話だが、月一回サンマルクでコーヒーを飲めば元が取れるので続けることにした次第。

それにしてもドコモのスマホには、使う見込みの薄いアプリがプリインストールされ過ぎである。富士通など国産のパソコンと同じだ。それに比べてグーグルのnexusはスッキリしていた。欲しいアプリがあれば、ダウンロードして下さい、と実にシンプル。ドコモも真似をすると、店頭の混雑が緩和し顧客満足度が改善すると思うのだが。

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ピムコの債券ファンドから大量の資金流出

2013年07月03日 | 投資

船が沈む前にネズミが逃げ出す、というが金利が大きく上昇する前には、債券投資家は債券ポートを圧縮する。ピムコがマネージする世界最大の投信、トータルリターンファンドから、先月流出した資金額は96億ドルだった。これはファンド規模の約3.4%で、1993年にモーニングスターがファンドをトレースしてから1ヶ月あたりの流出額としては過去最大の流出額だった。

ファンドを運用するビル・グロス氏は、5月下旬のバーナンキ発言に対する市場の反応をオーバーリアクションだ、といって落ち着かせるのに躍起になっているが、投資家は連銀の債券買取プログラムの縮小を予想し、金利上昇に備えている。

昨日金利上昇見込みからドルが100円を超える日は近いと書いたところ、昨日のNY市場であっさり100円台の後半までドルが買われた。相場の動きは早い。

今回の円安・ドル高はアベノミクスと関係ない米国の景気回復によるものだが、一般に円安は日本株高につながるので、参院選を前に与党自民党には好材料だ。安倍政権にツキがあるということだろう。

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