昨日(7月16日)突然自宅のプリンタが不調になった。不具合を表示するコード番号から判断すると、メーカーに修理に出す必要がある。このプリンタを買ったのは3年前で当然無料保証期間は過ぎている。
メーカーに確認した訳ではないが、カメラなどの前例から判断すると2,3週間はかかりそうだ。プリンタは頻繁に使う。たとえば「ネット予約した高速バスの電子チケット印刷」「学会の理事会資料印刷」「登山資料の印刷」などがよく使うものであり、2,3週間もプリンタなしに過ごすことはできないので、さっそくヨドバシカメラにネット注文を行うことにした。
現在のプリンタ(キャノンMP560)のインクが残っているので、そのインクが使える機種を探したが、既にそのような機種は作られていませんということなので、後継機種のMG6330を1.5万円で購入した。正午頃注文したプリンタは夕食時に到着。迅速で便利である。
プリンタの修理代をキャノンのHPで調べるとMP560は一律9,450円になっている。これに配送料がかかるから、新品を購入しても金額の差は僅かである。別の見方をするとメーカー側は「プリンタは消耗品です。壊れたら修理せずに新しいものに買い替えてください」と言っているのである。
メーカーの姿勢と量販店の迅速なサービスで、新しい機種がすぐに届くことはありがたいが、資源を無駄遣いしているという若干の悔悟の念が伴う。環境にも優しくない。プリンタのように成熟した(と私は思っている)機器については、もう少し長く使おうという仕組みがあっても良いのではないかと思った次第である。