金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

秋山の寒さを防ぐ一枚のマフラー

2014年09月22日 | 

一年を通じて一番寒いと思うのが秋山だ。絶対的な気温の低さでは当然冬山の方が寒い。しかし冬山の時期は都会の気温も低いし、身体も冬の寒さに慣れてきている。だが秋はまだ都会では暑い日が続いていることが多いにも関わらず、山では冬が近づいている。だから寒さを強く感じるのだ。

山の上の昼夜の温度差を大きく感じるのもこの時期だ。晴天の下山を登ると軽く汗をかくが、夕方になると寒さを感じることが多い。

こんな時便利なのが一枚のマフラーだ。

Muffler

こに時期私はフリースのマフラーを1枚持って行くことにしている。

フリースのマフラーは安価で暖かい。そして軽くてかさばらない。洗濯が簡単なことも利点だ。寒さを感じるとサッと首に巻く。耳が冷たい時は頭をすっぽり包めば良い。フリースのマフラーは秋山の必需品だと私は考えている。

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トレッキングブーツをモンベルに替えた

2014年09月22日 | 

2年前に買ったキーンのトレッキングブーツのミッドソールの脇がは?がれてきたので、少し前にモンベルのブーツに履き替えた。

Boots

キーンのブーツはつま先部分が広く結構履き心地が良かったのだが、意外に早くほころびがでた。もっともキーンで2回ヒマラヤ・トレッキングに出かけたし、国内の夏山でも最近はほとんど本格登山靴ではなく、キーンを使っていたので、『寿命』が到来したのかもしれない。私のキーンはモンベル(恵比寿店)で買ったものだったが、最近なじみにし始めた吉祥寺店ではキーンは取り扱っていないということなので、モンベル・オリジナルを買うことにした。

モンベルのブーツは、やや靴幅が狭いところが気になった(少し大きいサイズの靴を買うことで対応)が、実際に履いてみるとサイズ上の問題はなかった。

さてキーンのブーツのことだが、2年で傷みが出た(履けないことはないが、トレッキング等長期間の山歩き中に大きな破損がでると大変。また修理には結構金がかかるとのこと)のは残念だが、これを持ってキーンの靴は軟(やわ)だと決めつけるのは少し乱暴だろう。

理由は2つある。一つはモノにはアタリ・ハズレがあるからだ。たまたまハズレだったのかもしれない。もう一つはトレッキングブーツは軽さを重視しているので、本格登山靴に較べると元々軟に出来ている。本格登山靴並の寿命を期待することには無理があるだろう。

ところで無雪期の雪渓のない山では私はトレッキングブーツを愛用するようになっている。その理由は「本格登山靴に較べて軽くて底の曲がりが大きいので歩き易い」ということと「フックが一つなので着脱に便利」ということだ。

新しいトレッキング・ブーツでは、今年エベレストに近いゴーキョ・ピークを歩いてみようと思う。新しいブーツを評価するのはその後にしよう。

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快晴!南ア地蔵岳(2)次の山北岳を見る

2014年09月22日 | 

9月21日(日曜日)快晴。5時30分朝食。6時10分鳳凰小屋出発。7時15分賽の河原と呼ばれるザレ場に到着。

Jizoudake

地蔵のオベリスクが目の前に見える。

オベリスクの最後の岩頭の手前まで登った(7時41分)。

Kaikoma ここからは甲斐駒ヶ岳や仙丈ケ岳そして北岳・間ノ岳が手に取るように見えた。南アルプスの前衛峰と呼ばれる鳳凰山の山頂にふさわしい絶景だった。この日は空気が澄んでいて北アルプスの槍ヶ岳・穂高岳さらには鹿島槍ヶ岳や白馬岳まではっきりと見ることができた。

Senjyou

Kitadake

 

 

8時40分鳳凰小屋に戻る。9時デポした荷物を持ってドンドコ沢を青木鉱泉に向けて出発。

10時7分 五色滝到着。

Goshikidaki_2

中々の迫力。ドンドコ沢は滝のながめは素晴らしいが、3つの大きな滝を捲きながら降るので、傾斜はきつい。

10時51分白糸滝到着。

Shiraitotaki

 

このあたりからメンバーの中の1名の足の調子が悪くなってきた。タクシーの手配のため先発隊が青木鉱泉に到着したのは14時半頃になり、最終部隊が青木鉱泉に到着したのは15時25分となった。

なおドンドコ沢ルートは国土地理院の地形図にある登山道と実際の登山道がかなり離れているので要注意だ。写真の赤線は私のGPSの軌跡だ。なおこの日のコースタイムは、上記のような事情があるので、参考にはならない。

ただしドンドコ沢ルートについてはコースタイムでは3時間20分になっているが、足場の悪いところが多いので、余裕を見ておいた方が良さそうだと感じた。

Dondokosawa

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快晴!南ア地蔵岳(1)~鳳凰小屋へ

2014年09月22日 | 

9月19日(金曜日)午後6時前JR韮崎駅到着。予約していたジャンボタクシーで某RCトレッキング同好会メンバー6名は御座石温泉に向かった(約40分、タクシー代8,910円)。タクシー代は一人当たり1,500円でバス代と変わらない。御座石温泉や青木鉱泉にまとまった人数で入るならジャンボタクシーがお得だ。

御座石温泉の夜は地物(鹿肉、ヤマメ、山菜、キノコ)を中心とした料理と小屋が振る舞ってくれた手作りの果実酒を楽しんだ。

この御座石温泉はネットで見ると評判があまり良くない。宿のおばさんの自慢話が多いとか風呂がぬるくて風呂場が汚かったなど悪口が多い。私の印象を述べると私たちが泊まった夜の風呂は温かかったし、風呂場も清潔だった。一泊3食(弁当付)付で1.3万円の料金をどう見るか?という点は意見の分かれるところだろう。というのは施設と食事内容からするとやや高いが、手作りの色々な果実酒をただで(その分は宿泊代に込なのだが)ご馳走になったことを考慮するとマアマアだと私は思った。

9月20日(土曜日)曇り 私以外の5名は鳳凰小屋に向けて先発。私はこの日の朝の列車で入ってくる3人をしばらく待っていた。9時20分頃3人がタクシーで到着。その中に気のきいた人がいて、先発隊との時間差を縮めるため、少し上まで林道をタクシーで登ろうというので即賛成。御座石温泉の手前から林道に入り「西の平」という工事現場までタクシーを乗りつけた。そこは標高1,351m。御座石温泉の標高が1,100mほどなので、かなり楽をした。このルートが鳳凰小屋に登るのに最も楽で速い道だろう。

9時50分 登山開始。燕頭山(2,104m)への急登が始まる。燕頭山を私たちはエントウサンと呼んでいたが、「ツバクロアタマヤマ」というのが正しいようだ。

途中キノコを採る。

Mushroom1_2

写真は前夜御座石鉱泉で見せて貰った食用キノコの写真。これを思い出しながら、キノコを採った。採ったキノコは鳳凰小屋のマスターが選んで、ソテーにしてくれるというので、毒キノコにあたる危険はない。

13時燕頭山到着。

Entousan

ここからは比較的緩やかの登りで鳳凰小屋に向かった。

鳳凰小屋の手前5,6分のところで富士山を見た。

Mtfuji

富士山の手前の台形の山は千頭星山だろう。

15時30分鳳凰小屋到着。先発隊と合流。

小屋のマスターに採ってきたキノコを渡して、ソテーを作ってもらい、ビールで乾杯!

Mushroom2

中々美味だった。夕食のカレーも野菜ふんだんで中々美味だった。

7時前に布団に入ったが、かなり寒い。夜小用のため小屋の外のトイレに向かうと満天の星空だった。明日の天気が楽しみだ。

コメント (2)
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