9月19日(金曜日)午後6時前JR韮崎駅到着。予約していたジャンボタクシーで某RCトレッキング同好会メンバー6名は御座石温泉に向かった(約40分、タクシー代8,910円)。タクシー代は一人当たり1,500円でバス代と変わらない。御座石温泉や青木鉱泉にまとまった人数で入るならジャンボタクシーがお得だ。
御座石温泉の夜は地物(鹿肉、ヤマメ、山菜、キノコ)を中心とした料理と小屋が振る舞ってくれた手作りの果実酒を楽しんだ。
この御座石温泉はネットで見ると評判があまり良くない。宿のおばさんの自慢話が多いとか風呂がぬるくて風呂場が汚かったなど悪口が多い。私の印象を述べると私たちが泊まった夜の風呂は温かかったし、風呂場も清潔だった。一泊3食(弁当付)付で1.3万円の料金をどう見るか?という点は意見の分かれるところだろう。というのは施設と食事内容からするとやや高いが、手作りの色々な果実酒をただで(その分は宿泊代に込なのだが)ご馳走になったことを考慮するとマアマアだと私は思った。
9月20日(土曜日)曇り 私以外の5名は鳳凰小屋に向けて先発。私はこの日の朝の列車で入ってくる3人をしばらく待っていた。9時20分頃3人がタクシーで到着。その中に気のきいた人がいて、先発隊との時間差を縮めるため、少し上まで林道をタクシーで登ろうというので即賛成。御座石温泉の手前から林道に入り「西の平」という工事現場までタクシーを乗りつけた。そこは標高1,351m。御座石温泉の標高が1,100mほどなので、かなり楽をした。このルートが鳳凰小屋に登るのに最も楽で速い道だろう。
9時50分 登山開始。燕頭山(2,104m)への急登が始まる。燕頭山を私たちはエントウサンと呼んでいたが、「ツバクロアタマヤマ」というのが正しいようだ。
途中キノコを採る。
写真は前夜御座石鉱泉で見せて貰った食用キノコの写真。これを思い出しながら、キノコを採った。採ったキノコは鳳凰小屋のマスターが選んで、ソテーにしてくれるというので、毒キノコにあたる危険はない。
13時燕頭山到着。
ここからは比較的緩やかの登りで鳳凰小屋に向かった。
鳳凰小屋の手前5,6分のところで富士山を見た。
富士山の手前の台形の山は千頭星山だろう。
15時30分鳳凰小屋到着。先発隊と合流。
小屋のマスターに採ってきたキノコを渡して、ソテーを作ってもらい、ビールで乾杯!
中々美味だった。夕食のカレーも野菜ふんだんで中々美味だった。
7時前に布団に入ったが、かなり寒い。夜小用のため小屋の外のトイレに向かうと満天の星空だった。明日の天気が楽しみだ。