昨日(9月20日)米国株は今年1月につけた高値を更新した。
ダウは255ポイント上昇し、26,661ポイント。ダウは年初来7.8%の上昇。S&P500も年初来10%近く上昇し、ゴールドマンサックス等が年初に予想していた高値圏に近づいた。
株価を押し上げた要因は、この日発表された新規失業保険申請数が前月比3千人減少して201千人に留まったことだった。これは1969年12月以降で最低の水準だった。
米中間の貿易摩擦に対する警戒心も後退している。
JPモルガン・チェースのダイモンCEOがCNBCテレビで「米中間の貿易摩擦は、貿易戦争というよりは貿易小競り合いskirmishだ」と発言したことも警戒心の緩和にプラスに働いているかもしれない。
気の早い投資家の中には株価は年初にアナリストたちが予想したレンジを超えた領域に入ったと考え始めている。