先日中の湯温泉旅館に一泊して焼岳に登った。
泊まった日は月曜日だったが、宿泊客が多いのには少し驚いた。
写真のとおり駐車場は8割程度埋まっている。
この宿は「日本秘湯を守る会」の推奨の一軒宿である。そもそも秘湯を守る会の推奨宿は一軒宿が多い。秘湯なのだから旅館が群れを成すと矛盾するのだろう。
コロナウイルスにより全国の旅館業は苦戦を強いられているが、ここは健闘しているのではないか?と判断した。
最近山に出かけて思うことは、登山者が多いということだ。大半の登山者はマスクなしで山を歩いている。登山者が多いといっても山道は「密」というほどでもなく、換気は極めて良いからコロナウイルス感染リスクは低いといえる。
コロナウイルス感染防止により街中のスポーツ施設では活動が制約されるので、気兼ねなく体を動かすことができる山に行こうと考える人が増えているのだ。
また中の湯の強みは山の中の一軒宿ということだ。公共の乗り物はなく、マイカーかタクシーあるいは宿の送迎車を利用することになる。コロナウイルス感染防止を考えるとマイカー利用の人が多いのではないだろうか?
(私も東京からマイカーで往復した)
登山+秘湯という組み合わせがこの時期集客力の源泉になると判断した次第だ、