金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

「ライフプラン二ング本」をKindleで出版することに決めました

2021年02月03日 | 本と雑誌
 少し前からシリーズで書いてきた「Xmindでライフプランイングノートを作る」をベースにアマゾンのKindleで電子本を作成することに決めました。
 出版を決めた経緯は以前理事を務めていた日本相続学会から「月1回発行しているメルマガに数カ月寄稿して欲しい」という依頼があったことに端を発します。メルマガでもライフプランニングの骨子は説明できるのですが、マインドマップを説明したり、エクセルを使ってアカウント管理の実際を示すのはほぼ不可能なので「詳しく知りたい方はKindle本をご覧になってください」ということにする予定です。
 メルマガのスタートが5月1日で原稿の入稿日は4月25日になりますので、Kindle本は4月20日頃には仕上げる必要があります。
 数年前自分の中でKindle出版がブームになったことがありまして、ライフプランニングの話も本にしています
 前回の本は「インフレ時代の設計術」というタイトルだったのですが、内容はともかくインフレは来ていませんので売れ行きは芳しくありませんでした。本ってタイトルが重要ですね(笑)
 また前回の本ではインフレヘッジの点から資産運用に力点をおいたのですが、今回は「アカウント管理」や「自分が大切にするもの」といったことに力点を置きたいと考えています。
 さて本を書くとなると基本設計が必要です。新書版は一冊10万字程度が標準ですから、今回の本も8万字~10万字程度にしたいと考えました。
 これを50日程度で書くとすれば1日2千字程度の原稿を書く必要があります。ただし小説のように頭から通して書いていかなければならないというものではありません。資料が揃い内容がまとまったところから書いていけばよいと思います。
 そこで全体の章立てと簡単な執筆スケジュールをガントチャートに落としてみました。
 このガントチャートはXmindで作成しています。
 
 つまり本の章立てをXmindを使ってマインドマップ化して、それを予定表にしたのです。マインドマップに書きたいことを短い言葉で書き込みながら全体像を作り上げていくという手法で今回は本を書こうと考えているのです。
 ただし本のタイトルを「Xmindを使ってライフプランイングノートを作る」とするのは止めようと考えています。それはXmindというタイトルを見ただけで拒否反応を起こす人がいる可能性があるからです。
 実際マインドマップはツールに過ぎませんから、自分が何をしたいか?が明確になている人であれば、必ずしも使う必要はないかもしれません。
 使った方が便利だ、と私は思いますが。
 おそらく本のタイトルが決まるのは最後になるでしょうね。
 コロナ騒動で自粛が続く中チャレンジな仕事ができたと喜んでいます。
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アマゾン、グーグルが主役になった昨日の米国株市場

2021年02月03日 | 投資
 昨日の米国株式市場では、相場をかく乱していたGameStop株や銀の先物が下落する一方、アマゾンやアルファベット(グーグル親会社)の株が引け後に発表される好決算を予想して値を上げた。
 市場全体としてはダウ、ナスダックが1.6%値上がり、S&P500は1.4%値上がりした。
 決算発表を含めて昨日の主役はアマゾンとグーグルだったろう。
 アマゾンの第4四半期売上高は1255.6億ドルと3カ月の売上高で初めて1千億ドルの大台を超え、新型コロナウイルスの追い風をもろに受けたことを印象付けた。
 26年前にアマゾンを設立し、CEOとして同社を牽引してきたジェフ・ベゾスが今年の第3四半期にCEO職をアンディ・ジャシーに引き継ぎ、会長職に就任する予定と発表があった。
 独禁法関連の訴訟等アマゾンの行く手にはハードルがあるが、四半期売上高が1千億ドルの大台を超えたことはベゾス氏の花道になったのではないか?
 だが決算発表がサプライズを呼んだのは、アルファベットの方だった。
 同社の第4四半期売上はアナリスト予想527億ドルを超える569億ドルで、利益はアナリスト予想の119億ドルに対し、157億ドルと予想を大きく上回った。
 同社の株価は引け後の取引で約7%上昇した。
 またグーグルはこれまでクラウドビジネスの収支状況を発表していなかったが今回初めて収支状況を発表した。それによるとクラウドサーバビジネスの売上高は38億ドルだったが、12億ドルの損失を計上している。減価償却等の初期負担が大きかったものと思われる。
 フォードモーターのクラウドサービス利用を取り付けるなど同部門の強化を図っているグーグルだが、クラウドサーバビジネスに関しては、先行するアマゾンとマイクロソフトにキャッチアップするのは大変そうだ。
 しかしコロナが終息し経済活動が活発になると企業広告が増え、グーグルの増収増益が期待される。同社株急騰には先物買いも入っていたのかもしれない。
 いずれにせよ、米国株式市場が落ち着きを取り戻しつつあることは歓迎したい。
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