昨日(3月9日)アメリカ疫病予防管理センターは「コロナワクチン接種を受けた人はプライベートな少人数の集まりであれば、マスクなしにソシアルディスタンスを気にすることなく集まることができる」とコロナ対策のガイドラインを緩める発表をした。
同時に同センターは完全にワクチン接種を受けた人も「公衆の中やワクチン接種を受けてない人を訪問する場合はマスクを着けて、ソシアルディスタンスを取りなさい」と言っている。
また「ワクチン接種を受けた人も長期間の旅行は延期してください」と旅行制限に関するガイドラインは変えなかった。
アメリカでは国民の18%が既に最低一回はワクチン接種を受け、9%の人は既に2回の接種を受けている。
コロナワクチンは感染時に重症化を防ぐ点では効果が高く評価されているが、感染予防や感染拡大抑止効果については効果が今一つ明確になっていなようだ。
さて日本では大雑把にいって1/4程度の人がワクチン接種に消極的なようだ。
「ワクチン接種を受けたらマスクなしで人と会える」というのは、予防注射を受けるモチベーションを高めるだろうか?
あるいは「ワクチン接種を受けても公の場ではまだマスクが要る」というのは予防接種を受ける意欲を削ぐことにつながるのだろうか?