ボランティアでネパールに小学校を建設(2015年の大地震以降は以前建設した校舎の修復が主な作業)を支援しています。
時々現地ネパールから送られてくる英文の手紙や工事見積書などを適宜翻訳して理事会や事務局会議でプレゼンテーションするのが私の守備範囲です。
以前はワードを開いて訳文をタイピングしていたのですが、時間がかかります。そこで考えたのが人工知能を使った翻訳アプリ
DeepLの利用です。
それまではGoogle翻訳を使っていたのですが、DeepLの方が自然な訳文を書くと私は感じています。
下の文章は最近ネパールの旅行会社から送られてきた渡航解禁に関する案内文の一部です(一切補正していません)。
「ネパールが旅行者の渡航を解禁したことを喜んでお伝えします。
ワクチン接種済みの旅行者は、到着時に検疫を受ける必要はありません。ワクチンを接種した旅行者は、空路や陸路での入国が可能になりました。
(ワクチンを接種していない、または完全に接種していない旅行者が空路/陸路で到着した場合、10日間の検疫が必要となり、陸路での入国は許可されません。)」
ほとんど違和感なく読めると思います。特に事務的な文章にはAIは強いですね。
このDeepLに新しい機能が加わりました。それはDeepLアプリをPCに入れておくと翻訳したい英文を選択して「Ctrl+C」を2回押すと自動的にアプリが起動し、左に英文右に日本語が数秒で現れるという優れものです。
訳された日本語を修正したい場合はその場で修正が可能ですし、コピーしたい場合はコピーキーを押すとコピーが可能です。
この生産性向上は素晴らしいと思います。
ボランティア活動は無償・無給が原則ですが、これはともすれば生産性を等閑視することにつながっていると私は感じています。
ボランティア活動でも生産性を上げたい。なぜならより時間を有効に使うことにより、ボランティア活動やその他の活動を増やすことができるからです。
翻訳が絡むような活動をしている人にとってはDeepLはmustのアプリでしょうね。