金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

新規雇用者数予想外に少なく、投資家は頭を悩ませたか?

2021年09月04日 | 投資
 昨日(9月3日)発表された米国8月の雇用統計。非農業部門雇用者増は235千人で事前予想の750千人を大きく下回った。これは今年1月以降で一番少ない雇用増だった。失業率は予想通り前月5.4%から5.2%に低下した。
 雇用者増が予想外に少なかった理由は、労働力の供給不足とデルタ株の労働市場へのマイナス影響だ。
 雇用データが発表された直後は株は買われた。理由は雇用者増が予想外に少ないことで連銀がテーパリング(債券購入プログラムの削減)を後送りをし、金融緩和基調が続くと判断したからだ。
 だがその後株は売られ、S&P500は0.0034%と僅かに下げ、ダウも0.21%下げた。ナスダックは0.21%上昇した。
 これは労働市場の見通しがはっきりしないことによるだろう。
 前年比時間給の上昇は4.3%で7月実績4.1%を上回り、労働需給がタイトであることを示している。
 コロナウイルス前の労働参加率は63.3%だったが、先月の参加率は61.7%で引き続き労働力の供給が低迷していることを示していた。
 金融緩和基調の持続は歓迎すべきだが、労働力不足が景気回復の足を引っ張ると企業業績と株価に悪影響を及ぼす可能性がある。
 予想外に少なかった新規雇用者数は投資家を悩ませたと思う。
 
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首の痛みに「タオル枕」が効果的でした

2021年09月04日 | 健康・病気
 今週月曜日から首の痛みに困っていました。
 首や肩に大きなダメージを受けたこともないので原因不明です。気が付かないうちの寝違いが原因なのかもしれません。
 市販品の湿布薬を貼っていたのですが、木曜日に改善しないので市内の総合病院の整形外科に行ってみました。強い雨が降っていた日で外来患者は少なく比較的短い待ち時間で受診することができました。まず担当医さんに問診と触診を受け、次にレントゲン撮影。
 レントゲン撮影後、担当医さんが頸椎の画像を見ながら、「骨の棘が出ていますね」と説明してくれました。加齢により椎間板の間隔が狭くなってきていることが原因ということです。「なんていう病気ですか?」と聞くと「変形性頚椎症です」という答が返ってきました。
 処方は痛み止めの薬(レセコキシブ錠100mg「ケミファ」)とそれによる胃の粘膜荒れを防ぐレパミピド錠の2週間服用です。また湿布薬(ロキソプロフェンナトリウムテープ)も処方してくれました。
 でもそれでおしまい。2週間痛み止めを飲み、痛み止めの湿布薬を貼って痛みが引くのを待っていなさいという訳です。
 ところが昨日になっても痛みが改善しないので、昨夜は以前整体院で聞いた「タオル枕」を使って寝てみました。これは厚めのタオルを丸めて首に下にあて、首の骨を湾曲させる方法です。首の骨は湾曲しているのが正常ですが、何等かの理由でまっすぐになっている(ストレートネック)になっていると頭の重さを分散することができず首の負担が高まり、首の痛みにつながります。
 このタオル枕の効果は抜群で朝起きると首の痛みは相当軽減していました。
 昨夜作ったタオル枕は応急品なので、今日はもう少し大きなバスタオルを使ってタオル枕を作ってみたいと思います。

 ストレートネックになる原因は色々あるそうですが、パソコン操作時間が長くなり首が前に倒れることが多くなることが原因だという人もいます。
 また加齢により頸椎の軟骨が減っていることなども原因なのでしょうね。
 ★    ★    ★
 本当は整形外科の先生からストレートネックの解消に関するアドバイスを受けたかったのですがそのようなアドバイスはありませんでした。私の場合はたまたまタオル枕の効果が高かったのでしょうが、万人に効く方法かどうかわかりませんから安易なアドバイスはできないのかもしれません。
 高齢化社会の中で関節や脊椎の痛みに悩む人は増えてきます。医師と整体師の方がコラボレーションして最適な治療法をアドバイスしてくれるような仕組みがあれば良いのになぁ、と思いました。

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