10月の中頃、東京美術倶楽部が東日本大震災復興支援のためオークションを行なっていた。画家や陶芸家に無料で作品を提供してもらい、それをオークションにかけ、売上代金を震災で被害を受けた美術館などの修復費用に回すという仕組みである。
一緒に出かけたワイフは著名な作家ということで千住博さんの滝の絵を欲しがっていた。ところがオークション受付の相談員(画商さん達が入札者に参考価格等のアドヴァイスをしてくれる)さんの話では千住さんの絵は最低でも300万円で予想落札価格は600万円という。これはゼロが一つ違う話。
そこで初めて作品を見た人だが岩永てるみさんの「昼明かり」という絵があったので入札してみたところゲットすることができた。
相談員さんは最低落札価格は5万円だが普通3倍位するだろうというので、3倍プラス1万円の16万円で入札したところ落札することができた次第。
落札額が高いか安いは知らないが多少なりとも被災地の美術品の復興に役立てば幸いだと思う。また岩永さんの洒落て細やかなタッチも気に入っている。
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