今日Kindleで「スマートなシニアライフを送る技術」を出版しました。これはそれに関わる裏話です。
この本ではスマートなシニアライフを送るためには、情報通信技術や金融リテラシーなど4つの技術が必要だ、と書いていますが、電子本でこの本を読むことができる程度にインターネットに親しんでいる方であれば、読む必要はないかもしれません。逆に電子本を自由に閲覧できない人には是非読んで頂きたい本なのですが、スマートフォンやタブレットを操作できないとKindle本を読めないという矛盾した関係にあります。
したがってそれ程本の売れ行きは期待していません(笑)。
さて今回の原稿はMicrosoftのワードを使って書きましたが、新しい試みとして一部に音声入力を使いました。これは政府関係機関の公開文書や私が書いた本の文章を引用する時、別のパソコンで開いた画面上のそれらの文章を音読することでワードに書き込みました。ワードへの書き出しはかなり正確ですが、原文ではひらがなのものが漢字に転換したり、その逆があったりするので細かい修正は必要です。
また仕上げた原稿のタイプミスなど細かいミスをチェックするために、ワードの「校閲」の中の「音声読み上げ」機能を使いました。これはワードの文章をパソコンが音読する機能で、漢字の読み間違い(訓読するべきところを音読するなど)は時々あるのですが、打鍵ミスなどを発見する上で大変役に立ちました。文章のチェックは他人の目によるチェックが必要ですが、アシスタントがいないのでワードにお願いした次第です。
Kindle本は何冊か書きましたが、少しずつパソコンの力を借りて楽をするようになったと思います。これこそスマートなシニアライフを送る技術の一つかもしれませんね。
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