今日は在留外国人に日本語を教える団体主催の盆踊り体験会に参加しました。
私も団体のメンバーですから。
在留外国人、主に中国出身の方が多かったのですが、東京音頭や炭坑節を楽しんでいました。
しかし聞くところによると、在留外国人の中で特にイスラム教徒の人など宗教上の理由から盆踊りに参加しない人もいるようです。
盆踊りはお盆の時期に自宅に戻ってくる先祖の霊を慰めるための行事です。
お盆は日本古来の祖霊信仰と仏教が合体したものですが、人の死後の運命を輪廻転生で考える仏教とは本来相容れないものです。
もちろんキリスト教ともイスラム教とも相容れません。
ですから自分の信じる宗教に忠実な人は盆踊りのような異教徒のお祭りには参加できないと考えているようです。
でも暑い時期に踊ることで体を動かし、周りの人々と一体感を持つことは健康上良いことだと思います。夏の風物詩として日本に暮らす総ての外国人の方が盆踊りを楽しめることができると良いと思いますが、これはクリスマスも初詣も違和感なく行う典型的日本人の楽観的希望というべきでしょうね。
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