金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

【イディオム・シリーズ】Get back on one's feet

2010年12月28日 | インポート

今日のFTに米国のホリディシーズンの売上が好調という記事が出ていた。その中にIn 2008,US retail got knocked down. In 2009, we got back on feet. In 2010,you are seeing first steps forwards.という文章があった。

「2008年、米国の小売業は打ちのめされた。2009年には回復し、2010年には前向きの最初の一歩を見ている」という意味だ。

Get back onは「復讐する」という意味だが、get back on feetとなると、足に復讐するではなく、(病気などの悪い状態から)回復する、立ち直るという意味だ。

FTによると、マスターカードの売上を調査しているSpendingPulseは自動車を除く(ただしガソリンは含む)ホリディシーズンの小売り売上は昨年比5.5%増えると予想している。

好調なのは衣料品で昨年比11.2%増加。寒波の影響で値段のはるコート等の売上が伸びているからだ。宝石類の売上もプラス7.2%。ただしテレビ等電子製品は単価が10-15%下落しているので、売り上げ増は1.2%に留まる見通しだ。

ネット販売は15.4%増加の見通しだ。SpendingPulseは「ホリディシーズンの売り上げ増加は、夏の終わりの新学期セールス(バックツーザスクール)に始まった小売業の『持続的な成長』に一層の証拠を提供している」と述べている。

日本でも節約疲れから一部の商品の売上が伸びている。また先週あたりから本格的に冬将軍が到来。売上増加が期待できるかもしれない。消費景気の回復を期待しながら新年を迎えよう。

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今年の「山」を振り返ってみた

2010年12月27日 | 

♭人生山ありゃ谷もある・・・ちょっとおかしいな?水戸黄門の主題歌は♭人生楽ありゃ苦もあるさ・・・だったか?

山があれば谷があるのが人生とはいいながら、今年は谷は少なく山が多い年だった、僕の山歩きは。つまり「谷」=沢登りはなく、山=尾根歩きが多い年だった。

昨日登った陣馬山は今年18回目の登山。今年の登山日数(往復の日数を含めて)は31日になった。つまり一年の内1ヶ月は山に行っていたことになる。

ご一緒した仲間は会社の山の会と某ロータリークラブのトレッキング同好会の皆様。この二つの会で僕は、プランナー兼ツアーコンダクター兼写真係を務めている。そして時にはドライバーになり、会計係になり、レスキュー隊になり、宴会設営係になっている。登山仲間に「アテ」にされているので、気をつけたことは体調管理。体調不良で「山にいけません」は言い難い立場である。

まず今年1年間山に登れないような病気をしなかったことを神様に感謝。そして文句をいわず山に送り出してくれていた家の山の神にも感謝。

年間十数回の登山というペースは10年位前から余り変わっていないが、対象とするフィールドや登山仲間は随分変わった。4,5年前までは「山」というと「谷」=沢登りや「山スキー」だった。つまり人生山ありゃ谷もあったが、今ではすっかり尾根歩き派になっている。年齢とともにハードな山登りから遠ざかるのは自然の摂理にかなっている。

ただし谷の中で露営することが多い沢登りに較べて、小屋泊まりや麓の温泉泊まりが多い尾根歩きはサイフの負担が大きい。働き盛りを過ぎた身からすると、こちらは摂理に逆行しているといえなくもない。

ところで印象に残る山というとやはり少々ハードな山だ。今年一番印象に残った山は鳥海山のスキー登山。これは大学山岳部の後輩2名と5月に登ったものだ。シール登山の後長い火口壁の上を重い兼用靴を履いて歩くのには疲れたが、胸のすく大滑降は北の名峰ならではものだ。次の日に登った月山も良かったが、吹浦付近から見るすっきりした鳥海山の姿が強く印象に残っている。

2年続けて登った冬の蓼科山も良かった。去年は一人で登ったが今年は会社の山の会の連中と一緒に2月に登った。山のキャリアはバラバラのメンバーだが、厳冬期の25百メートル級の山に登るところまできたから立派なものだと思う。

晩秋に歩いた常念岳=蝶ケ岳の稜線も良かった。終始槍と穂高を見ていた1日は良い思い出だ。

来年も人生山ありゃ山もある・・・で行きたいものである。そのためには「健康と基礎体力の維持」が肝心だ。一緒に登る仲間の健康も大事。だがそれだけではない。気持ち良く山に行くためには、ワイフが気持ち良く送り出してくれることも大事。そのためには家庭サービスも山の内なのだ。

来年も山あり山ありで行きたいが、1,2回は「谷」にも行きたいものだ。もうハーケンを打ち込んだり、深い藪を漕いだりする気はないが、静かな沢歩きはしたいと考えている。山ありそして少し谷・・・が私の山登り人生の当面の理想になりつつある。

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今年最後の山、陣場山で眺望を楽しむ

2010年12月27日 | 

12月26日日曜日。快晴なれど寒い日。某ロータリークラブの人たちと陣場山を縦走した。これが今年最後の登山である。8時50分高尾駅から陣馬高原下行のバスに乗車。乗客が多いのでバスは2台に増発された。9時40分陣馬高原下発。20分車道を歩いて山道に入る。杉木立の中の北面の道は霜柱が目立つ。稜線に近づくと澄み切った空が見え、眺望に期待が広がる。

Pc260010

11時10分稜線。山頂の小屋でけんちん汁やおでんを頂く。冷えた体に温かいものが美味しい。目の前の富士山は雪煙を上げている。立つことも困難なほどの強風が吹き荒れているだろう。

Pc260012

ただし今日はコンパクトカメラしか持ってきていないので迫力ある写真をお届けできないのが残念だ。陣場山からは富士山の他、南アルプス赤石岳方面の山、金峰山の一角、大菩薩峠、日光白根山など今まで登った山を沢山眺めることができた。中でも目を引くのは奥多摩の大岳山だ。写真中央の三角形の山である。

Pc260016

2時前に景信(かげのぶ)山到着。関東平野の大展望が広がる。新宿の高層ビルの左に建築中のスカイツリーが見える。スカイツリーは標高599mの高尾山よりは高いが景信山(標高727m)よりは低い。横浜のビル群の向こうには薄く海が見えた。眺望満点。一度夜景を見に登りたい山だ。

Pc260021

景信山から小仏バス停への道はぬかるんで滑りやすい道が続く。僕も一回手を付いた。これも今年最後のご愛嬌。2時44分バス停到着。30分に1本のバスは出た後で3時10分のバスで高尾に戻った。高尾では日帰り温泉「ふろっぴぃ」に送迎バスで入りに行った。こうして今年最後の山も楽しく終わった。

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陣場高原からの富士山

2010年12月26日 | インポート
陣場高原からの富士山
寒い日でした。空気が清んで富士山が良く見えました。雪煙が舞っています。富士山も寒そうです。

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フラワーファンタジアに立ち寄った

2010年12月25日 | まち歩き

フラワーファンタジアとは、東京駅前御幸通りのイルミネーションの名前だ。光都(こうと)東京・Lightopia2010の一部である。会社の帰りに日本橋から丸の内まで歩いて立ち寄ってみた。

新丸ビルの前までくると大勢の人が集まっているが見えた。

Flowerfanta1

三脚を持って行かなかった(持って行っても人混みの中で足を拡げるのは難しいが)ので、ISOを800にし、シャッター速度を上げて手ぶれを少なくする。そして連写でバシッバシッとシャッターを切り、ブレの少ないものを選んだのが一連の写真だ。

Flowerfanta2

Flowerfanta3

Flowerfanta4

和田倉門まで歩く。お堀の向こうにもアビエント・キャンドルパークと光のアート・インスタレーションというイルミネーションがあるが、少し寒くなってきた上独りで歩いてもつまらないのでここで切り上げる。

最後はお堀に映るビルの光。これもまた巧まざる光の芸術。

Hori

LIGHTPIA2010は12月29日までやっている。家路を急ぐ前にちょっと立ち寄る値打ちはあると思う。

Flowerfanta5

東京って美しい街なんだなぁという思いを新たにするかもしれない。

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