金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

「教えることは学ぶこと」~ネパールの青年に日本語レッスン

2020年10月05日 | うんちく・小ネタ
 昨日ZOOMを使ってネパールの青年に日本語のレッスンを行いました。
 これはコロナウイルスで打撃を受けているネパール支援事業の一つとして始めたものです。
 コロナウイルス感染防止で自宅待機を強いられているネパールの学生で日本語を学びたいという人にオンラインでレッスンを行うという試みです。
 ネパールは英語教育が進んでいますので、授業を英語で行いました。語学のレッスンには「先生と生徒の共通する言語(この場合英語)で教える方法」と「習得する言語(この場合日本語)で教える方法」がありますが、オンラインレッスンの場合、私は共通言語を使わないと難しいと考えています。
 ZOOMを使った遠隔授業には「教師の口の動きが分かりにくい」「表情から生徒の理解程度を把握できない」など様々な問題があります。一方教材をPC上で共有しながら授業を進めることができるというメリットもあります。
 ところで「日本語を教える」ことなどこれまでほとんどなかったのですが、「人にものを教える」ということは「勉強する」ことだ、と改めて感じました。
 まず「日本語の文法や構造について再学習する」効果があります。次に「英語で日本語の文法を説明するため、文法にかかわる英語を再学習する」効果があります。最後に「ZOOMの使い方などオンラインの活用について学習する」効果があります。つまりボランティアで外国語の遠隔授業を行うということは最低でも3つの学習効果があります。
 「生徒は先生にとって永遠の教師」なのだと改めて感じた次第です。
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神代植物園に秋の気配

2020年10月03日 | まち歩き
神代植物園までサイクリングすると少し汗ばんだ。
だが園内を歩くと秋が近づいていることを感じる。
バラ園のバラの盛りはもう少し先だが咲き始めた種類もある。

シャルダン・ドゥ・フランスと書いてあった。バラの名前は覚えられない。
そもそも覚えようという気がないのだろう。

ベニバナトチノキの花

サルビアである。札にはサルビア・レウカンシカと書いてあった。

芙蓉の花。夏が花の盛りだと思うが10月でも咲いていた。

 シモバシラの花。ボランティアでインストラクターをしているオジサンが教えてくれた。シモバシラは冬に高尾山から景信山に向かう山道で見かけることがある。この草の根っこの部分の水分が凍って氷の花を咲かせるのでシモバシラの名前が付いた。
 この草の花を見たのは今日が初めてだ。

神代植物園は近いところで、しかも新しい発見があるから楽しい。

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曼珠沙華の季節

2020年10月03日 | うんちく・小ネタ
神代植物園に曼珠沙華が咲いていた。
曼殊沙華は彼岸花ともいう。子供の頃、私が住んでいた村ではまだ土葬が行われていた。野辺の送りの時、田んぼのあぜ道に曼殊沙華が揺れていたのは、実際の風景だったのか、あるいは野辺の送りから彼岸を連想した空想上の風景だったのか・・・
 今となっては確かめる術もない。
私の中で曼殊沙華には暗いイメージが付きまとっていたが、20年ほど前ある短歌に出会った時、そのイメージは変わった。

「風を浴びきりきり舞いの曼殊沙華 抱きたさはときに逢いたさを越ゆ」
 (吉川 宏志)
 Aの音が韻を踏み明るい響きの良い歌だと思う。

 この日植物園に風はなく、曼殊沙華は黙って立っていた。

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ヒメアカタテハか?ツマグロヒョウモンか?

2020年10月03日 | 写真
今日神代植物園を散策していた時、きれいな蝶が数匹密を吸っているのを見かけ写真を撮りました。

豹のような模様をしているので、ヒョウモンチョウの仲間だろうと思っていましたが、写真をGoogleレンズ(スマートフォンの無料アプリ)で調べてみると「ヒメアカタテハ」と「ツマグロヒョウモン」の二つの写真が出てきました。
 ヒメアカタテハとツマグロヒョウモンは非常によく似た蝶なので、普通レンズで撮った写真では区別がつかないかもしれません。
 あるいは仲良く飛んでいた数匹の蝶の中に二種類の蝶がいたのかもしれません。
それにしてもGoogleレンズは花や蝶の名前を調べる上で非常に便利なツールですね。

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GoToトラベル申し込みました。時間かかりました。

2020年10月02日 | 旅行
今月下旬に幾つかの所要が重なって関西、山陰と旅行をするのでGoToキャンペーンを使うことにしました。「個人で手配する交通費は割引対象以外」ということなので、駅前のJTBに行き旅行のアレンジをお願いすることにしました。
 ここ数年宿の手配等すべてネットで行っているので、旅行会社の仕組みをすっかり忘れていましたが、カウンターは予約制なのですね。たまたま親切な女性が対応してくれて助かりましたが、中々大変です。
今回のアレンジはホテル2泊(違うホテル)とレンタカーのパックというもので旅行会社に支払う料金は3.2万円でした。他にJR乗車券・指定券・エアチケットがあるのですが、こちらは自分で手配することにしました。たとえばエアチケットは旅行会社で買うと手数料がかかるし、格安チケットの方が得だと判断しました。
 ということで多少複雑なアレンジではありますが、それ程手間がかかるとも思いませんでした。ところが実際にはホテルとレンタカーの予約で1.5時間近くかかりました。正確にはわかりませんが、この内GoToキャンペーンにかかわる事務が30分は占めていたと思います。

 さてGoToキャンペーンの割引効果です。
 給付金の1日当たりの上限は宿泊を伴う場合は@2万円です。
 この場合は2日で4万円です。
 また旅行代金総額の1/2という縛りがあります。@2万円と旅行代金の半額かいずれか少ない方が割引金額になります。
 今回の旅行代金は3.2万円なので、割引額は1.6万円になりました。
 この内35%は地域クーポン券(上の写真)で払われます。今回は5千円がクーポン券、1.1万円が旅行代金の割引ということでJTBに払ったお金は2万円でした。
 旅行会社に支払う旅行代金を増やして最大給付金額に近づける手はあったのかもしれませんが、窓口の事務負担と待たされる時間を考えるとこの辺り上限ではないか?と思いました。
 これから暫くの間、旅行会社の店頭は大混雑だと思います。
 もう少しシンプルな給付金の支給方法はなかったのでしょうかねぇ。
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