台風18号が本州の太平洋岸を舐めるようなコースで近づいています。
今日は一日、雨。日中、気温が徐々に下がり、午後２時10分がとりあえずの最低気温 14.5℃（隣町アメダス）。トレーナーを引っ張り出してかぶりこみました。
御嶽山の状況を考えると、よりによってこんな時に、と思いますが、とはいえ、台風が接近してくる時の落ち着かない気分は軽い興奮状態なので、どこかわくわくした高揚感があるんですね。不謹慎とか何とかではなくて、脳の状態に共通するものがあるのではないでしょうか。無理矢理、笑うことによって、愉快になったりするのと似ているような。
今はほとんど死語となっているかと思える「台風銀座」に育ったせいで、子どもの頃から、台風には馴染んでいます。台風の目が通過した際の、一時的に青空を見上げた不思議な気分は忘れがたい。
放送局に勤めていた頃には、台風が接近すると特別体制で取材・報道しましたから、下っ端はあちこち走り回りました。色々なことが、台風の接近とともに思い出されて、興奮がさらに増すのです。
ということで、今夜は雨戸を締め切った家の中で体を縮めながら、明日の台風通過を待ちわびております。無事に台風一過を迎えた時の気分は、また特別ですからねぇ。