今年のノーベル平和賞は近年になく印象深いものでした。女性や子どもの教育に関する活動を評価したものですが、子どもは豊かで安全な環境で育って欲しいと、心底、願います。
子どもって、大人の予備軍ではないんですよね。この世に生まれた瞬間から、幸福をつかむ権利をもった一個の人格。
子どもへの教育は良い大人を育てるためではなく、子ども自身が自らの向上心を満たし、可能性を感じることができるためのものでなければならないと思います。
夕方、駅前の書店で雑誌〈現代農業〉特集:コンテナ大活躍(おもしろい!)を立ち読みしての帰り道。甲州街道沿いにある児童公園の脇を歩いていると、道路の端っこにガマ蛙がうずくまっているのに遭遇しました。
側溝のところで動かないので、下手をすると車に轢かれるおそれがあると、心配になりました。そのまま進めば公園の植え込みに潜り込めるのですが、道路との間に、10センチほどの段差があります。もしかして、その段差を乗り越えられない?
しばらく見ていましたが、動きません。やがて、車がやって来たので、私が横に立ち、ガードする態勢に。
車が通過する時の振動がきっかけになったのか、蛙はようやく動き出し、前へ。
段差をどうするのかな、と思って見ていると、難なく登りました。自分の身長ぐらいの高さは平気なんですね。
写真は段差を登った後、また動かなくなったところを。
たぶん、これから街燈の下あたりで、虫を狙うのでしょう。