毎年のように写真を載せているマルバルコウ。ヒルガオ科の1年草で熱帯アメリカ原産。
近所の空き地で見かけるようになって数年ですが、今年はもの凄い勢いで繁殖していて、あたり一面が小さな赤い花で埋め尽くされています。
可愛い花なので、つい目を細めてしまいますが、手におえない雑草として、大豆農家などは対策に手を焼いているようです。長い蔓が大豆に絡んで、生育を阻害する。種は大きくて丈夫で、毎年、必ず生えるようになる。根絶が難しいようです。
国立環境研究所の「侵入生物DB」に載っています。
江戸時代後期、嘉永年間に観賞用として導入されたものが野生化し、どんどん生育範囲を広げているようです。
しかし、このデータベースを見ていると「侵入経路」「侵入年代」など、とんでもない悪党のように思えてきますね。まあ、実際、困りものではあるわけですが。
近所の空き地のマルバルコウも、そろそろ退治した方が良いのでしょうか(市有地なんですけど)。