台風19号は夜半、ちょうど布団に入った頃に襲来した模様で、空で唸る風の音、外壁や雨戸を叩く雨の音が激しく、ちょっとウトウトしては起こされることの繰り返し。当地ではほとんど被害はなかったようですが、十分に暴れてくれました。
明けると、抜けるような青空。気温も上がって、最高 26.7℃(隣町アメダス)。肌寒かった昨日と比べると、10℃以上違いました。
今日の野の花はセイタカアワダチソウ。キク科の多年草。北米原産の外来植物。
一時は迷惑な侵入生物の代表のような感じでずいぶん嫌われましたが、もうすっかり馴染んでしまいました。なぜか昔ほどには他の植物を駆逐しなくなったように思います。風土に応じて、おとなしくなった?
キク科の花なので、中央の筒状花と周囲の舌状花とがあります。いくつものユニットが並んでいて、単独の大きなユニットからなるタンポポなどとは趣が違いますね。
中央の丸く見える筒状花は両性ですが、細長い舌状花は雌性で、オシベがありません。とはいえ、どちらも種になります。省けるところは省いて、という合理主義の現れなんでしょうか。