最高気温 34.2℃(隣町アメダス)。猛暑は頑張りつづけています。
市民プールでの話題の1つは天気予報が当たらないこと。今日は、朝晩に雨が降るというものでした。それも、夕方には雷をともなって激しく、などといっていた。
実際は、朝こそ少しパラつきましたが、夕方は雨の気配まったくなし。少しは降ればいいのに、と当たらない予報にも不満が渦巻くのでした。
夕食後の演芸タイムは立川談志師匠の「武助馬」。
店でつかいものにならなかった武助が、久しぶりに顔を出して主人に挨拶。「どうしてた?」と主人が訊くと、「大阪に行って芝居の役者になりました」。
今度、江戸の小屋で出演するから観にきてくれとのこと。何をやるかといえば、馬の後脚。しかたないから出かけて行って、舞台へ声をかけると……。
どうにも情けない噺です。どうして落語って、こんなに力の抜けるシチュエーションばかりを取り上げるんでしょうねえ。この脱力感、バカバカしさが、古典落語の伝統の力なのでしょうが、それにしても。
師匠から弟子へ、一所懸命、このくだらなさを受け継いできたことを偉大だと感じずにはいられません。落語は凄いぞ。