惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

木枯らしめいて

2013-10-26 20:48:24 | 季節

 昨日の日記でスケジュール管理に使っているうんぬんと書いたソフトは Approach ではなくて、Organizer でした。 Approach は、らあむさんがいっているようにデータベースソフト。これも名簿用など、重宝していたのですが。

 台風27号は、朝、関東沖を通過して温帯低気圧に。小規模な嵐の程度で終わり、ほっとしました。
 が、その後、天気が回復するとともに寒風が吹き始めました。夕方、バイクで神保町まで出かける際にはブルゾンの上にウィンドブレーカーを着込み、下半身はオーバーパンツを履いて保護するというありさま。どんどん冬が近づいてくるなあ。

 健康診断の結果が。
 各種数値は基準内(血中脂質がやや高め)。自分でも驚いたのは血圧が 110-72 と、ここ何年もなかったような低さ。いったい何があったのでしょう?
 まあ、うれしいのは間違いないのですが。

 若い頃とちがって、少しバランスを崩すと重大な事態に至りかねないので、生活態度が慎重になります。歳をとるって、こういうことなんですねぇ。


プリンター苦戦

2013-10-25 21:17:26 | 日記・エッセイ・コラム

 パソコン移行作業続行中。

 スケジュール管理と日記を兼ねて、これまでは Lotus Approach を使っていたのですが、なにぶん古いソフトなので新しいマシンの新しいOSでは使えないようです。というか、インストール用のCDが紛失して出てきません。
 いっそ新しいソフトに替えようと思い、フリーソフトをあれこれ物色。とりあえず「Schedule Watcher」というのを試しています。かなり良くできていますが、比較すると Approach の良さが印象づけられて……。

 その後は、パソコンどうしのネットワークを構築。
 ローカルエリアネットワークはうまく出来たのですが、プリンターの共有がダメ。
 新しいマシンから認識でき、プリンターの追加も成功したのですが、データを送って印刷することができません。古いマシンがハングアップし、再起動を繰り返します。
 マイクロソフトにエラー報告をすると「原因を調査中」とか。

 早く解決できればいいんだけどなあ。


土壌消毒

2013-10-24 20:59:21 | 園芸
 薄寒い一日。

 プランターにサラダホウレンソウの種を蒔きました。冬の間のうれしい自家製緑黄色野菜になります。

 実は、以前からホウレンソウのたぐいを作ってみたくて、種を蒔いていたのですが、どうもうまく育ちませんでした。芽が出てもすぐに害虫にやられてしまうのです。
 それで仕方なく、土中の小動物を殺す殺虫剤(カルホス粉剤)を使ったところ、数年前からなんとか。

 できれば農薬は使いたくありません。しかし、背に腹は変えられないという感じ。
 有機無農薬栽培をなさっている方は、どれだけ手間をかけておられるのか。考えるだけで頭が下がります。土に有機成分が増えれば増えるほど、虫や微生物も増えるわけですからねえ。どのようなノウハウがあるのか、知りたいところ。

 ともあれ、これからベランダで晩秋、初冬の日の光を浴びて、サラダホウレンソウは育ってくれることと思います。
 それを眺めるだけでも楽しいんですよね。


机上改造中

2013-10-23 20:09:29 | 日記・エッセイ・コラム
 11年使ってきたデスクトップ形XPマシン(vaioMX)が、使用中たびたびフリーズして仕事に支障を来たすようになり、新しいコンピューターを物色していました。2日前に、家電のアウトレット店を覗いたところ、探していた程度の性能をもつ発売終了マシン(東芝のQozmoT752)が手ごろな値段で出ていたので、迷わず購入。これでほぼ最新鋭のパソコンが使えるようになりました。

 昨日は1日、それをいじっていたのですが、新しいOS(ウィンドウズ8)は勝手がわからず、何をどうしていいやら途方に暮れることばかり。
 じれったい気分で一晩寝て、今日は設定のつづきに取り掛かりました。

 まずOSを8から8.1へアップグレードし、ディスカバリーディスクを作成。これだけで昼までかかりました。
 その後、インターネットの閲覧ソフトやメールの引越し作業などをして、半分ほど設定は出来たかなという感じ。調べものやメールなどネット関係の作業は新しいパソコンで出来るようになりました。

 しかし、キーボードはまだまだ使い込んだ古いパソコンの方が勝手がいいので、このブログの記事の作成もvaioでやっています。

 しばらくは両者の併用が続くと思いますが、しかし、11年の間の性能の進歩は確かに凄い。ネットの渋滞が感じられないだけでも、かなり良い気分です。


階段巡礼

2013-10-21 21:29:30 | まち歩き
 吾妻ひでおさんの『失踪日記2 アル中病棟』(イースト・プレス)を読んでいて、個人的にとても楽しいのは、見知った風景が克明に描写されていること。
 入院されたA病院(作中1個所だけ、地図に「H病院」となっています)は、我が家から野川を1.5キロほどさかのぼったところ。野川の河川敷や、サイクリングロードを通って、しょっちゅう出かけるあたりにです。
 なので、野川沿いの風景や野川公園の様子など、読んでいて「おお! ここ、ここ!」と思ってしまうのです。カメラで取材なさったのか、とても正確に描かれています。

 ところが、1個所だけ「あれ、これはどこ?」と思う場所がありました。126ページと310ページ(両者は同じ場所)に描かれた、傾斜のきつい階段。
 ここは通りかかった覚えがありません。

 しかし、だいたいの見当はつくので、今日、出かけてみました。

 あったのは、病院のすぐ上手。東大馬術部の厩舎を過ぎて、駐車場裏にまわったところのハケに設けられた階段でした。いつも野川沿いを通るので、この道には入ったことがなかったのです。

Steps1310 マンガの描写ではすごくきつそうに見えますが、カメラで撮ると、こんなもの。カメラを地面に近づけて、できるだけあおった絵にしてみたのですが……。
 あらためて、マンガ(というか、手描きの絵)の描写力を感じます。

 マンガでは吾妻さんが息も絶え絶えで登っていますね。実際、かなりきつい。段数は103。
 近所の方でしょうか、トレーニングスタイルの高齢女性が何度も上ったり、下ったりを繰り返しているのを眺め、感心したものです。

 階段最上部に「さわのだいほどうきょう」というプレートが嵌まっていました。漢字で書くと「沢の台歩道橋」でしょうか。「橋」というよりは、階段そのものなんだけどなあ。

 階段の上は、右手が天文台の広い敷地。左手に中学校があります。間の道はコンクリート製のブロックが敷き詰められた遊歩道になっていて、見晴らしも抜群。ちょっとしたシークレットスポットといった趣きがあります。