金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

各駅停車の楽しみ

2006年04月06日 | うんちく・小ネタ

私は西武新宿線の田無に住み、日本橋に通勤している。東西線は比較的空いているが、西武線の混雑にはいつも辟易している。それでも比較的早い時間に帰る時は救いがある。それは高田馬場から各駅停車に乗ることだ。運が良いと高田馬場で座ることが出来るし、運が悪くても数駅過ぎると大体座ることができる。たとえ中々座れなくても各駅停車は急行に比べるとはるかに空いているのでゆっくり本を読むことが出来る。

ところが回りを見ていると、高田馬場から田無まで急行に乗る人が実に多い。急行の所要時間は約18分。一方各駅停車だと高田馬場から田無まで帰宅時間帯で37分程かかる。つまり急行の倍の時間がかかる。もっとも実時間では20分の差であるが、この20分でも早く家に帰りたいという忙しい人が多いということだろうか?

私は余りお酒も飲まず、本を読んで帰りたい時は各駅停車を利用してゆったり座って帰ることにしている。趣味やライフスタイルの問題なので人に強要するつもりはさらさらないが、もし田無程度の郊外に住んでいる人が急行電車ではなく各駅停車を利用すると急行電車の混雑が多少緩和され皆がもう少しゆったりした気分で通勤時間を過ごすことができるのではないだろうか?

この様に通勤者が乗る電車の混み具合をもう少し均等化する様なアイデアはないものだろうかなどと考える一方「いやいや、そうでないから各駅停車の通勤時間を有効に使うことができるのだ」と思ったりもする。

帰りの普通電車のことを考えながら、読み物を準備したり、少しお酒を控えて帰るのも又中々楽しいものである。

コメント
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