昨日ふとアマゾンで本を売ってみたくなり、少し前に小論文を書くために買った「2010年の企業通貨-グーグルゾン時代のポイントエコノミー」(野村総研)定価1,600円を1,100円でマーケットプレイス(バーチャルな古本店)に出品したところその日の内に売れたというメールが来たのには驚きました。初めて出品し直ぐ売れるとは・・・・素人が岩魚釣にいっていきなり尺岩魚を何匹も釣あげる様なものか、あるいはパーティで初めて知り合った絶世の美女と直ぐデートするようなものか・・・・
少し大袈裟ですね。でもとってもうれしくなり本をウレタンシート(これは近所のオフィスデポで売っていた)できちんと包装し、郵便局からエクスパック500で直ぐ送付しました。アマゾンから支払われる郵送料は340円なので500円のエクスパックを使うと赤字ですが、ご購入者に少しでも早く届くように奮発してみました。
「2010年の企業通貨」は良い本ですが、経済本の特徴として旬(しゅん)があり、手元に置いて長く読む本ではないので処分して良いと思っていました。しかしブックオフで二束三文に取り扱われるのは本のためにも気の毒なので逡巡していたのですが、アマゾン経由で望まれるところに売られていくなら本も本望でしょう。中古本のように比較的数少ない売り手と買い手が全国的に存在するマーケット・・・はやりの言葉でいえばロングテールなマーケットではアマゾンのような仕組みは強いということを再認識した次第です。
そういえば「2010年の企業通貨」にも今後アマゾンとグーグルが合体したような会社が強くなるというようなことが書いてありました。