今日(12月21日)ワイフと銀座6丁目の三亀(さんかめ)に昼食を食べに行った。先月ミシュランが出した東京のレストランガイドブックを買ったが~今ではこのガイドブックを買うことすら難しいようだが~、星の付いたレストランに一向に行かないとワイフが非難するので、ここに行って見ることにした。理由は値段が手頃だから。昼食は定食1,750円オンリー。メニューは焼き魚か揚げナスかのいずれか選択。どちらにも刺身が付く。私は焼き魚、ワイフは揚げナスを選択、どちらも美味しかった。お客さんの大半は常連さんに見えたが、一部ミシュランを見て訪れた一見さんもいると見えた。
このように銀座の一角で長年やっている店はミシュランで星(一つ)を貰おうが貰うまいが我関せずという雰囲気である。店には渡辺淳一の小説「失楽園」で当店が舞台となった場面のコピーがカウンターにおいてあった。銀座の小料理屋にはミシュランより渡辺淳一の方が似合うということだろう。