鷽(うそ)はスズメ大の小鳥である。「うそ」が嘘に通じることから、主に天神さんで「鷽替え」の神事が行われる。亀戸天満宮のお守りの添え書きには「里人木の枝その他のものをもてうそとりの形をつくり持ちきたり神前においてとりかえてその年の吉兆を招く・・・」とある。つまり昨年の悪いことを「嘘」として今年の良いことに換えてもらうということだ。
亀戸天神の鷽替え神事は毎年1月24日・25日の行われる。今日25日はたまたま日曜日、気温は低いが快晴なのでワイフと電車を乗り継いで行ってみた。
写真は神社の本殿だ。木製の「鷽のお守り」を頂くには神社の左手で並ばなければならない。我々は15分程並んでお守り売り場に到着。高い(大きい)お守りは5千円位するが、我が家と両親用に9百円、二人の娘に6百円のお守りを買った。
写真はそのお守り。ところでこの写真のアスペクト比(縦横の長さの比)は1:1になっている。オリンパスE-30にアスペクト比を変更できる機能がついているのでこれを利用したものだ。同機ではこのアスペクトを「6:6」と呼んでいる。これが6×6判を意識したものであることは明白だ。
境内の池の横に本物の鷽がいた。標準レンズで撮ってトリミングしたのできれいではないが、亀戸天神には本物の鷽がいるという証拠にまで。
境内には梅が咲いていた。下の写真は普通に撮影したもの。
次の写真はE-30の「ファンタジックフォーカス」という撮影モードを使ったもので柔らかい感じを出している。
帰りは亀戸駅に向かった(亀戸天神は亀戸と錦糸町の中間にありどちらかも歩いて15分程度だ)。途中に亀戸大根を店先に飾ってある小料理屋があった。
白くて細い大根はどこかエロチックな感じがしないでもない。ここでは「トイカメラ」というモードで撮影してみた。周辺がぼけて大根の白さが浮き出ていると思うがどうだろうか?
最近手に入れたオリンパスE-30は中々遊べるカメラだ。