金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

今年も運動で脳を鍛えよう

2009年01月03日 | 健康・病気

正月三が日は少し寒いが天気が良かった。家族で過ごす時間を大切にしたので、山にもゴルフにも行かなかったが、毎日適度に運動をした。昨日は小金井公園まで自転車で出かけ、園内を30分程走った。日頃ジムのトレッドミルで走っていて屋外を走ることは少ないが、ジムが正月休みなので公園を走った次第だ。やはり外の空気の中で走るのは気持ちが良い。今年はもっと外を走ろうと思った。

さてニューヨーク・タイムズを読んでいたら、昨年12月にコロンビア大学のメディカルセンターのスモール教授が発表した「血糖値上昇と記憶力減退」に関する話が出ていた。研究によると「血糖値が上昇すると、脳の海馬の中に歯状回(大脳皮質にあるしわの隆起した部分)に作用して認知・記憶力に悪影響を及ぼす」ということだ。

この場合の血糖値の上昇というのは、糖尿病と診断される程顕著なものでなくても悪影響を及ぼすという。勿論顕著な血糖値の増加は悪影響を及ぼす。別の研究で糖尿病が認知症のリスクを高めることが発見されている。スモール教授は「加齢により、誰でも血糖のコントロール機能が低下する。血糖値の増加が記憶力に悪影響を及ぼすという仮設が正しいとするならば、我々総てが記憶力が減退するリスクを持っている」という。

ノーフォーク大学のある准教授の研究によると定期的な運動(たとえ軽い身体的な活動であっても)は、2型糖尿病の認知機能に与える悪影響を相殺するという。そのメカニズムはまだ明らかになっていないが、インシュリンの働きに関係しているのではないかという推論がある。

以上のような話を総合するとジョギングなどの適度な運動は脂肪燃焼な新陳代謝改善などの身体的な効果だけでなく、脳の機能低下予防にも効果がありそうだということが分かる。これらの学説が定説になるには時間がかかるかもしれない。しかしそれを待っていては記憶力がどんどん減退しそうだ。

今年もジムで体を練り、できるだけ山に登りたいと思う(ワイフは格好の口実ができた 

あなたも今年はもっと積極的に体を動かしてみませんか?

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三宝寺池のカワセミ

2009年01月03日 | まち歩き

3日(土曜日)の朝自転車で石神井の三宝寺池にカワセミを見に行く。自転車で片道30分程だ。正月で車が少なく車道をスイスイ走ることができるので、楽しいサイクリングだ。三宝寺池にはカワセミの餌場があり、時々カワセミを見かけるが今日はどうだろうか?と期待をかけて走る。

池のほとりでは数名のカワセミ愛好家が望遠レンズの砲列を作っていた。しかし餌場にカワセミはいない・・・・。双眼鏡で池の横の潅木を見つめているおじさんの視線を追うと、そこにカワセミはいた。

Kawasemi2

このカワセミは少し体が小さいようだ。若い鳥なのだろうか?

Kawasemi1

巨大な望遠レンズを据え付けている人は、藪の中のカワセミにはほとんど関心を払っていない。彼等はあくまで餌場の上の木の枝から魚を捕るカワセミの姿を撮りたいようだ。写真は一に忍耐、二に忍耐なのだろうが、私は今日は他にもすることがあるので、藪の中の遠くのカワセミで我慢しておく。

池のまわりを歩くと色々な野鳥がいる。写真はバンだ。

Ban_2

オナガガモやキンクロハジロも沢山泳いでいる。キンクロハジロは黒い顔の中で金色に光る眼をしているが、これが意地悪そうに見えてあまり好感がわかない。写真のオナガガモの方が人?が良さそうである。

Onagagamo

高いセンダンの木の上ではヒヨドリが黄色い実をついばんでいた。

Hiyodori

ヒヨドリは野鳥というには余りに頻繁に近所で見かける鳥だが、食欲が旺盛なので繁殖力があるのだろうか?赤いアオギリの実も盛んについばんでいた。

Hiyodori2

小魚を捕るカワセミを写真に撮ることはできなかったけれど、カワセミを見ることができたので「今年はついているかもしれない」と思いながら私は三宝寺池を後にした。

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