12月27日日曜日晴、今年最後の登山に高尾山に出かけた。某ロータリークラブのトレッキング同好会のお伴である。今年20回ほど山に登っているが、このロータリークラブの皆さんとは、大菩薩嶺・釈迦ケ岳・櫛形山・木曽御嶽山・北八ヶ岳そしてこの高尾山と6回ご一緒したことになる。
午前10時に高尾山口集合、駅の中のみやげ物屋さんでお弁当を探すが10時半にならないとできないというので、川を渡ってファミリーマートに行きオニギリを調達した。10時20分1号路を登り始めた。人気のコースだけにランニングする学生さんに路を譲ったり、薬王院関係の車を避けたりと大変である。参道途中のお地蔵様は皆様新しい毛糸の帽子を被っておられた。
ケーブルの駅を過ぎると杉の根っこが蛸状になった「蛸杉」がある。蛸杉は皆が触るので網で保護されていた(以前はなかったと思う)。そしてその横に蛸杉の碑?があった。
薬王院には11時40分に到着。
高尾山頂上からは富士山が見えた。空気が湿気を帯びているので富士山はぼんやりと見えた。富士山の手前で目立つピラミダルな山は大室山だ。少し目を左にやると蛭ケ岳があり、その左手には大山がすっきりとしている。霞んでいるので写真は省略。
城山の手前でお昼ご飯を食べ、1時20分相模湖に向かって下山開始。城山からの降り口には「東海自然歩道 相模湖方面」とかいた大きな看板があるので間違うことはないだろう。
相模湖への道は少し急なところもあるが気分の良い山道だ。
50分程で里まで降りることができた。降りた後は予約していた「天下茶屋」でお風呂に入った(入浴料は1000円)。男性12名女性4名という大部隊なのでお風呂は少し窮屈だったし、鉱泉を沸かしたものだったが、冷えた体には何よりのご馳走だった。天下茶屋から相模湖駅までは茶屋のマイクロバスで送ってもらう。
列車で一眠りすると新宿であり、鮮魚料理の美味しい店で忘年会となった。60歳を越えた人も多いグループだけれども、本当によく歩き、よく飲み、よく話し、よく歌うと改めて感心した一日だった。