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集合住宅化・高齢化などで飼い犬が減って猫が増えた

2015年10月27日 | うんちく・小ネタ

WSJに載っていた小ネタ。Japan's dog population also shirinkingによると人間の高齢化などにより、飼い犬の数が急速に減少しています。

日本ペットフード協会の犬猫飼育実態調査によると、2014年の犬の数は10,346千頭で5年前の11,861千頭から13%減少しています。

この5年間の人口減少は約0.8%ですから、飼い犬の数の減少度合いは人口減より相当早いペースです。

実態調査によると、犬を飼いたくても飼えない最大の理由は住んでいる集合住宅がペットの飼育を禁じているからで約25%の人が理由にあげています。

飼えない理由としては「十分世話ができない」「別れがつらい」「死ぬとかわいそう」「お金がかかる」がそれぞれ約24%で続きます。

また17%の人は「最後まで世話をする自信がない」ことを理由にあげています。

猫については過去5年間で9,612千頭から9,959千頭に3.6%増加しました。猫の方が犬より手間がかからないことが大きな理由のようです。

ところで2008年から2013年の5年間で0~14歳の子どもの数は17,179千人から16,390千人に786千人(4.5%)減少しています。

子どもの数とペット数の間に相関関係があるのかどうかは分りませんが、仮に経済的な理由が出生率の低下とペット数の減少要因の一つになっているとすれば、由々しき問題を示唆しているような気がします。

 

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