金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

また車検を受けてしまった・・・

2016年12月19日 | ライフプランニングファイル

先週マイカーの車検を受けた。冬タイヤへの履き替え(ホイールから組み替えたので1.5万円位かかった)を含めて、15万円ほどかかった。半分は法定費用だが半分は工賃や部品代である。車というものは走行距離にかかわらずコストがかかるものである。

この5年間の走行距離は2万キロメートル強だ。冬のスキーなどの遠出以外車に乗ることは少ない。昔は吉祥寺や新宿に行くのによく車を使っていた。子供たちが同行していたからだと思う。しかし今では近くの街や公園に行くのに車を使うことはなくなった。たいていは自転車で用が足りるからだ。自転車は経済的で健康に良くエコである。

経済合理性だけを考えるとマイカーを持たない方が得だと思う。

車検代・重量税・保険料を月割にすると3万円近くなるのではないだろうか?マイカーをやめて維持費の一部をタクシー代に回してもお釣りがくるはずだなどと思いながら、具体的な行動を取る前に車検期日が到来してしまった次第。

もっとも車を持っていたいという立場からすると幾つか言い分はある。第一に道が空いている時のロングドライブはやはり楽しい。ロングドライブはレンタカーよりも気心の知れたマイカーの方が楽しいことは間違いない。次に雨の日や家族(あるいは自分)が病気になった時に医者に駆けつけやすい。少なくとも駆けつけることだできる車があるという安心感がある。車がなくなって駐車スペースがガランとしてしまうのも、家のたたずまいとして間が抜けた感じがする。近所で積極的に車の所有をやめた家がない・・・

よそ様がどうあれ車を要らないと判断すれば止めれば良いのだが、俗人なので多少世間の眼も気になるというものだ。

ただし次の2年間はもっと真剣にマイカーの保有を続けるかやめるかを考えてみたいと思う。今まで車が止まっていた駐車スペースに少し上等なクロスバイクが止まっている風景(屋外に置いておくと盗難が心配だが)も悪くないと思う。

過去との慣れあいや世間標準との比較を断ち切るという意味では、マイカー問題は私にとって中々深淵な問題である。

 

 

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