金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

使えるスケジュール調整アプリ「伝助」で来年の準備

2016年12月24日 | デジタル・インターネット

今年も残すところ1週間となりました。

皆さま、大掃除・小掃除(デスク回りやパソコンの中などの片づけ)を始められたことと思います。

私も今日位から少し小掃除をしようと考えていますが、まずその前に幹事を務める団体(登山同好会)の年間スケジュール調整を行うことに手を付けました。

そこで活躍してくれるのが、スケジュール調整アプリの「伝助」です。

クラウド上の無料アプリですが、マトリックス型になっているので、「列」に個人名「行」にスケジュール(日程)を入れ参加・不参加・不確定を〇×△で入力し、そろぞれの数を自動的にカウントするというもの。

「伝助」はスケジュール管理以外にもちょっとした工夫でアンケート調査に使うこともできます。たとえば「夏山登山にどこに行きたいか?」などというアンケート集計も簡単にできます。

入力も簡単なアプリで使い易いのですが、全員がすぐ回答してくれるかどうかは疑問を持っています。既にこれまでも忘年会などのスケジュール調整に「調整さん」というアプリを使ってきましたが、必ずしも全員が素早く対応してくれる訳ではありません。因みに「調整さん」より「伝助」の方が多機能ですね。

さてどうしてスケジュール管理に全員がすぐ対応してくれないのか?ということを考えてみました。

大きく分けて理由は3つあると思います。まず①「オンラインスケジュール管理を開始したというメールを読んでいないあるいは読んだとしてもデバイスがクイックに対応できる体制になっていない」ということです。次に②「長期にわたる遊びの計画を事前にたてる習慣がないまたは何等かの理由で遊びにコミットできない」ということです。最後に③「幹事やイベントの企画者に対する配慮が足りない」ということが考えられます。

もう少し詳細に分析してみましょう。

①については「細目(こまめ)にメールをチェックし、クイックにレスポンスする習慣ができていない」人の問題です。現在のように人の繋がりが多様化した時代では仕事・趣味・ボランティア活動等に関する様々連絡がメールで入ってきます。同時にスパムメールのような不要なメールも大量に入ってくるので、メールの処理は手間がかかるのですが、クイックにレスポンスする習慣をつけることが大事だと思っています。あまりメール処理が遅いと仲間外れになるでしょう。そのうちに。

また会社や組織のメールアドレスを連絡先に使っている場合は、メールのやり取りはできても、メールに記載されたURLに迅速に移動できないようなセキュリティがかかっている場合があります。これは会社や組織としては当然の対応です。ですから個人的な連絡は自分のメールアドレスで受ける方が良いと思います。

ただし自宅PCのメールアドレスを受信アドレスにしている場合は「残業・出張が続いていてメールを読むのが遅れた」ということが発生します。

これに対する対応は「Gmailのようなクラウドメールを使う」「エバーノート等への自動転送を設定する」「ウエッブサイトからメール業者のサーバにアクセスしてメールを読む」などで解決するのですが、多くの人が実践しているかどうかは分かりません。

②長期にわたる遊びの計画を立てるという点では実はエライ人の方が積極的ですね。ここでいうエライ人というのは人間的にGreatという意味ではなく単に組織の上の方にいるというだけですが。これは私がコーチを引き受けている某ロータリークラブのトレッキング同好会の例なのですが、年間活動計画と担当幹事が12月の中旬には確定していました。

エライ人は仕事などで忙しいので先に遊びの計画を固めその日をブロックしておくということが可能なのでこのようなことができるのでしょうね。

一方クラーク的な仕事をしている人も交代要員で間に合うので、早めに上司に言っておくと休みをとることはそれほど難しくないかもしれません。問題はその中間の人です。中間管理職というのは「突発的な出来事に対応しなければいけない」とされているので中々事前に休みのスケジュールを立て難いというのが日本の現状です。しかしこれは必ずしも世界標準ではありません。世界中の人が遊んでいても俺たち日本人は仕事中心で良いのだ、という人がいるかもしれませんが、残念ながら日本の生産性は低いのです。よく遊びながら仕事をしている欧州人に負けているのです。真剣に遊び、楽しく仕事をしている人より生産性が低いということは残念な事実ですね。

実は「仕事が忙しくて年間スケジュールを組むことができない」というのは、会社(組織)に対するLoyaltyの表明以外のなにものでもないのです。250年間幕府に忠誠を誓うことでただ飯を食ってきた旗本制度の名残かもしれませんね。

③については自分が企画推進者や幹事になるとすぐわかることです。長い人生の中では会社や組織で同じ釜の飯を食ってきた人以外の人と付き合う機会が多くなります。そこでは今までと違う人付き合いのマナーが必要なのでしょう。その基本は相手の苦労に対する思いやりです。

メールに対するクイックレスポンスを含めて企画担当者に対する思いやりが必要なのです。

これらが欠けているいくら便利なアプリが誕生しても生かされることはありませんね。

 

 

 

 

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誰も星を見ない光の祭り~昭和記念公園

2016年12月24日 | まち歩き

昨夜(12月23日)立川の昭和記念公園にイルミネーションを観にいきました。

午後6時過ぎ立川駅から公園に向かう人の流れに乗って公園に入っていきます。入り口の売店で鶏のから揚げとビールを買って腹ごしらえ。

屋外のベンチで飲むビールが美味しい。本当に暖かい冬ですね。

イルミネーションが美しいので誰でもきれいな写真が撮れそうです。

多重露出を使ってちょっと凝った写真を1枚。

これはわざとピントが合わず「光玉」が発生する写真とピントの合った写真をカメラ内で合成したものです。人の眼には見えない幻想的な一枚になったと思います。

噴水も白、青いイルミネーションとカラフルです。写真好きの人は良い写真を撮ることができたと思います。

「人混みの中では三脚のご利用は止めてください」とアナウンスが流れていましたので、私もあまり三脚を使わず写真を撮っていましたが、

場所を選んで三脚を使うとやはりピントがしっかりしたきれいな写真が撮れます。

三脚を出したついでに南の空に輝くオリオン座の三連星を撮ってみました。

これは比較明合成という方法で5分ほど星の動きを追いかけたものです。真ん中の3つの星が三連星ですね。

昭和記念公園には万で数える人が来ていたと思いますが、皆さん地上の星(イルミネーション)を追いかけるのに熱心で天空の星を見ている人はいませんでした。

でも明るい立川の空の上でも輝くを冬の星を見ることはできるのですね。

公園のイルミネーションと夜空を巡る星を同時に撮ると壮大な写真ができる、と思ったのですが広角レンズを持ってこなかったので夢を

果たすことはできませんでした。来年撮影に来る機会があれば、地上の星と天空の星を一枚に収める壮大な写真を撮ってみたいものです。

 

コメント (1)
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