インターネットの世界は凄いな!と思う時があります。それは自分が検索した内容にかかわる広告が自動的にポップアップする時です。
今持っているオリンパスのOMD-EM1に関する情報(最新のマニュアルなど)が知りたくて、検索していたところ、新しく販売されるEM1-MarkⅡの宣伝がウエッブ上時々出てきます。
素晴らしいカメラだと思います。しかし今の私にはOverspec。高速追従連写18コマ/秒というのは素晴らしいと思います。野鳥の撮影をする人ならば垂涎のカメラだと思います。
しかし今のところ私の写真撮影のテーマには野鳥はありません。私の撮影テーマは山岳風景であり、時に山を絡めた夜景です。
従って今のところ高速連写に引きずられてMarkⅡを買うことはないと思います。
ただちょっと癪に障るのは、カテゴリーナンバーワンの装備を実装したいというモットーに触れることです。
モノを持つ上での私の信条は、そのカテゴリーの中で一番良いものを持ちたいということです。それは言い訳を作りたくないということです。
一番良い道具を使っているのだから、成果物が悪いとそれはお前の責任というところまで自分を追い込んでみたいという思いです。
一方機材のカテゴリーは使用目的で異なると考えるべきでしょう。
例えばデジタルカメラでは、フルサイズのデジタル一眼レフとマイクロフォーサーズのデジタル一眼ではカテゴリーが違います。フルサイズのカメラは大きく引き伸ばす商業写真を撮れば良いし、マイクロフォーサーズは個人が気軽にアウトドアに持って出て、好きな写真を撮れば良いと思っていました。
ところが今月販売される予定のEM1-MarkⅡ、その高速連射性能はひょっとするとフルサイズ愛好のプロ・セミプロのカメラマンの意識を変えるかもしれないと私は密かに思っています。
もっとも競争メーカーも黙ってはいないでしょう。もっと凄い連写性能を持ったカメラが現れても不思議ではないと0思います。
カメラの画像処理速度はドンドン進化しますが、撮影技術やニーズはついていきません。私はまず今使っているEM-Ⅰをもう少し使いこなしてから次を考えようと思っています。