来月自動車保険の期日が到来するので、代理店から継続申込書が来ていました。
代理店は昔勤めていた会社の子会社で、2割ほどの団体割引がありお得!ということなので、毎年ほぼ自動的に継続していましたが、今年はふとネット保険に切り替えようか?と考えました。
選んだ先はテレビコマーシャルで馴染みのあるソニー損保です。徹底的に安くするには、他社比較をする方が良いのでしょうが、多少面倒なのと「ソニー」というブランドが気にいっているので、ショッピングせずにソニーを選びました。
インターネットで見積もりを取ったところ保険料が2万円以上安くなったので、真剣に乗り換えを考えました。
保険の場合、安かろう悪かろうではいけません。なぜ同じ保障内容でもネット保険は既存の保険会社より安い保険料を提示できるのか?ということを自分なりに納得しておこうと考えました。
そこでソニー保険に電話。まず電話がすっと繋がったことで一安心。万一事故があった場合、中々電話が繋がらないのでは困りますからね。
そしてまず「走行距離と保険料」について質問。ソニー損保は走行距離が短いほど保険料が安くなる仕組みを取っています。年間走行距離は自己申告(もっとも過去の平均走行距離と乖離した申告は受け付けられないかもしれませんが)で、もし超える場合は電話で連絡して保険料を追加で支払う仕組みになっているということでした。
次に保険料が安い理由について。説明によるとネット申し込みで1万円安くなり、走行距離比例方式で1万円程度安くなるということでした。
まず納得のいく説明だったので「安かろう悪かろう」はなかろうと判断しました。もっとも本当にその保険が良かったかどうかは事故があった時、スムーズに契約していた保険金額が支払われるかどうか?そのためのサポートがあるかどうか?で判断されるのですが、それは事後的にしか分かりません。
事故に対応する拠点網は全国25と今までの保険会社に較べると2割弱ですから、事故対応力は数字の上では弱そうです。心配といえば心配なのですが、過去に保険会社のお世話になるような事故を起こしたことがないので、つい楽観的になんとかなるだろうと判断しました。
以上のようなことから自動車保険をネット保険に切り替えた次第です。
これまでの代理店には昔の勤め先の後輩がまだ勤めているので、お付き合いを遮断するようで多少心苦しかったのですが、2万円の差となると経済合理性で割り切らざるを得ないでしょう。
逢えて言えば、ネット取引が拡大している時代ですから、企業を母体とした団体保険などでもネット取引を拡大して保険料を下げるような工夫があって然るべき時代だと思いました。