金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

やれやれ、ようやく確定申告終わりました

2020年01月23日 | デジタル・インターネット

少し早いのですが、源泉徴収票が揃ったところで今日e-taxを利用した確定申告を行いました。確定申告を早めに行うのは早く申告すると早く税金が還付さえるからです。どうして税金が戻ってくるのか?というと医療費控除を受けることもありますが、最大の理由は報酬等の支払先が多めに源泉徴収を行っているのでそれが確定申告で戻ってくる分が大きいのです。

さてe-taxというのは年に1回しか使わないので大方のお作法は忘れているのですが、まず次の下準備を行いました。

  • 市役所の保険年金課に行き、自分と家内が昨年支払った社会保険料を教えて貰う
  • 自分と家内の源泉徴収票を集める
  • 米国年金の年間受取額を合計する
  • ブラウザを日頃使っているクロームからInternet Explore 11に替えてe-taxサイトにアクセスする。

e-taxサイトはクロームからは入れないからです。

  • 次に電子申告の利用者識別番号・暗証番号の確認

なお申告書を作成している最中に家内のマイナンバーの入力を求められました。昨年まで入力が求められたかどうか記憶が定かではないのですが、今年から必要なことは間違いありません。

これで準備はOKです。一番手間がかかるのは医療費の入力です。ただしこちらはエクセルシートをベースにした入力フォーマットから入力することができるので以前よりは楽になっています。

私事ながら昨年は私も家内の医療費の支払いが多かったことに改めてびっくりしました。クリティカルな病気ではなかったのですが、高血圧・肩や腰の痛みなどが増えていましたね。医療費の還付請求というのは、還付手続きが面倒だと感じる頃から増えるものなのかもしれませんね。

そんなことで正味2時間以上かかってようやく確定申告を終えることができました。

お金が戻ってくるというのはうれしいものです。それが先に払い過ぎている源泉徴収税が戻ってくるにしてもうれしいですね。ただし現在の日本の仕組みでは自分で汗をかかないと払い過ぎた自分のお金を取り戻すことができません。お役所から「税金の還付があります」というのは詐欺でしょう。絶対に。

でもこれから高齢化していく日本で税金面での公平さを維持するには、マイナンバーをフルに活用して医療費控除や社会保険料控除を自動的に行い納税者は税務署から送られてきた「確定申告(予定)」をチェックし、問題がなければそのまま提出するという北欧型に切り替える必要がありますね。

 

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