最近乗り始めた電気アシスト自転車・デイトナ DE01S。かなりの上り坂でも軽々と登っていくので、気に入っていますが、電池がなくなるとどうなるのだろう?という不安がありました。カタログ値では航続距離30~40km(市街地)とあります。30~40kmというと2時間から3時間の走行距離ですから、気分が良い時なら越えてしまいそうな距離です。
そこで今日狭山丘陵の西の端にある「滝の入不動尊」にデイトナで出かけた時の帰路時々「電源を切って」走ってみたのです。帰りは下りが多くて楽だからです。
結論からいうと、デイトナは電源を切って走っても問題なくスイスイと走りました。往路も復路も所要時間はほとんど変わらず復路の方がやや短かったと思います。
「電気アシスト自転車デイトナは電源を入れない時に真価を発揮する」というのが私の結論です。これはどういうことか?というと「まず車体重量が16.1kgと電気アシスト自転車としては非常に軽い」ということです。もちろんロードバイクやクロスバイクは10kgを切りますから、それに比べるとバッテリーやモーターを積んでいるデイトナは重たい。しかし他の電気アシスト自転車に較べると圧倒的に軽いということができます。
「次に10段変速ギヤが威力を発揮する」ということです。電気アシスト自転車は走り出しが快調なので5,6段目のギヤから走り出しても問題がありません。だから私は本当に10段変速も要るのかしら?と思っていたのです。
しかし電動アシストを切っている時は走り出す時の負荷が大きいですから、ギヤの数は多い方がすんなりと走ることができます。
おそらくデイトナの開発者は「電気アシストが働かない状態でもスムーズに走行できる」ことを目指して10段変速を付けたのではないでしょうか?
「長い坂道など強いアシストが必要な時は電気アシストを使い、平地では電源を切って走行する」という走り方をすると1回の充電でデイトナを走らせる距離は大幅に伸びると思いました。