CNBCによると春から夏にかけて自転車とボートの売上が堅調だった。
アウトドア・ブランドのL.L.Beanによると、冬もアウトドア活動が活発になりそうなので、スポーツ用品店は冬のアウトドア活動に備えて、フリースやブーツなどの手当てに回っているということだ。
なぜアウトドア活動が活発になっているか?というとコロナウイルスの影響で閉鎖されるスポーツジムが増え、その他のインドアアクティビティが大幅に制限を受けているからだ。
CNBCによると3月と4月の自転車売上高は前年比75%増となっている。
日本について自転車産業振興協会の統計を見ると、3月、4月の新車販売台数は昨年並みか微減だったが、6月には大幅増加に転じた。
6月の1店舗当たり平均売上台数は前年比43%増の26.8台だった。また車種別で見るとクロスバイクなどスポーツ車の売上が前年比73.9%増と自転車でアウトドア活動を楽しもうとする人が増えていることが分かる。
ちなみに人気が高い自転車になると数ヶ月待たないと入手できない状況が続いているようだ。
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投資の観点では自転車というと変速機のシマノなのだが、5月頃から急上昇しているので少し様子を見た方が良いかもしれない。もっとも多少の調整局面はあっても自転車売上が伸びる限りシマノ株が上昇することは間違いない。
なお最近私が買った電動アシスト自転車・デイトナは大変気に入っているが、品不足でコロナという追い風をフルに利用できないかもしれない。自転車は文句なしに一級品だが、投資対象として株が一級品であるかどうかは分からない。
自転車は乗って楽しむもので、株にまで乗ろうというのはやり過ぎかもしれない。