金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

強風の羅臼岳登山

2018年08月24日 | 
8月22日羅臼岳に登った。前日ウトロの民宿に泊まり、レンタカーで登山口岩尾別温泉に入り、午前5時25分登山開始。樹林帯の中を登っていくと雨が降ってきた。予想の雨だが雨脚は予想より強い。ただ時々小降りになったり、止むことがあるので様子を見ながらゆっくり登った。

大沢に着くと樹林はなくなり、風を強く感じるようになった。シャツを着替えて寒さ対策を整え羅臼平に登った。
雨はほぼ止んだか風はどんどん強くなってきた。羅臼岳は頂上に近づくにつれ、傾斜がきつくなり、最後は大岩の間をよじ登りながら絶頂に着いた。10時40分だった。

風が強くしがみつくものがないと、体がふらふらする位だった。眺望は抜群。
オホーツク海から国後島、知床横断道路や知床五湖などガイドブックで見た知床半島の道具だてをすべて見ることができた。

羅臼平に戻ると羅臼岳がくっきりと見えた。頂きは天守のように岩壁でガードされている。
羅臼岳は良い山だ。百名山を相撲の番付にすると小結クラスにはしたい良い山だと私は思った。
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塘路湖カヌー遊び

2018年08月20日 | 旅行記
朝9時半に釧路空港到着。レンタカーを借りて塘路湖に向かった。ナビに従って走るが、ナビが示す湿原原道路が工事中でうろうろした。何とか塘路湖について約2時間のカヌー。

途中野生の小鹿に出会った。
天気に恵まれ、阿寒富士や雌阿寒岳も見えた。慣れないカヌー漕ぎは結構力が入り、舟を降りると膝裏に汗をかいていた。満足の半日❗
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明日から北海道、初めて熊鈴を購入

2018年08月19日 | 
明日から北海道の羅臼岳と幌尻岳に登山に出かける。

羅臼岳も幌尻岳もヒグマが多いところなので、熊避け対策に熊鈴を買った。
長年山に登っているし、北海道の山も大雪山、トムラウシ、斜里岳などに登っている。だがこれまで熊鈴を持っていったことはなかった。熊鈴をぶら下げて歩くと必要がないところでも、チリンチリンとうるさいからである。
だがヒグマの多い羅臼岳では鈴は必要だろう。今日好日山荘で見つけた熊鈴はワンタッチで消音できて便利なので買った次第。響きも良いので、ヒグマが気がついて避けてくれることを期待している。
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トランプ大統領、四半期決算報告の見直しをSECに指示

2018年08月18日 | 投資

トランプ大統領は昨日(8月17日)ツイッターに下記の投稿を行った。

In speaking with some of the world’s top business leaders I asked what it is that would make business (jobs) even better in the U.S. “Stop quarterly reporting & go to a six month system,” said one. That would allow greater flexibility & save money. I have asked the SEC to study!

世界トップクラスのビジネスリーダー達の会話の中で、私は「米国でビジネス(仕事)をもっと良くするものは何か?」と質問した。

「四半期報告を止めて半期報告にするべきだ」と彼らはいった。これは企業により大きな柔軟性を与え、コストセーブにつながる可能性が高い。

私は証券取引委員会に検討することを求めている。

欧州では欧州委員会が2014年に企業の四半期報告義務を廃止している。もし米国が四半期決算を廃止することになると欧州モデルに追随することになる。

四半期報告の廃止については、すでにウォーレン・バフェットやJPモルガン・チェースのダイモンCEOが主張しているところで企業経営者からは支持する声が上がるだろう。一方投資家から透明性が後退すると批判の声があがるだろう。

株式市場にとっては、決算報告や経営者による業績予想の頻度が減ることで、業績に対するビックサプライズが起こり株価の変動幅が大きくなる可能性はあるだろう。

従って慎重な検討が必要な課題ではあるが、トランプ大統領の規制緩和によってビジネス環境を改善しようとする意欲は評価して良いと私は考えている。

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トルコ投信半値に。リラは小反発だが専門家はさらなる下落を予想

2018年08月17日 | 投資

今日(8月17日)日経新聞(ネット版)に「トルコ投信2000億円目減り 個人に打撃」という記事がでていた。

記事によると大和投信が販売しているトルコ・ボンド・オープンは前年末比53%安と半値以下になっている。

トルコは金利が高い(政策金利は18%程度)ので、証券会社の中には運用難に悩む個人投資家向けに積極的にトルコリラ債券や債券投信を積極的に販売してきた会社がある。

私の後輩の中にもそのような証券会社に勤めていた人がいたので数年前「トルコリラは為替リスクが高いよね。リラが急落するとどうするの?」の聞いたところ「投資家には債券の満期時点で円転させずにリラのまま新しい債券に乗り換えることを勧めています」という答えが返ってきたことを思い出す。

私は基本的に「わからないものには投資をしない」方針なので、トルコリラへの投資はほとんどない(「ほとんどない」というのはグローバルバランスファンドが少量のトルコ国債を保有している可能性があるからだ)。

従ってトルコリラの急落については直接の影響は受けない(間接的には世界の投資家がリスクオフになり株式相場が下落、リスク資産の円などが買われるという影響は受けている)ので、リラ問題について詳しく調べてはいない。

ただ相場が急落した場合、ボトムフィッシングを狙って買いに入る人がいるが、今回のリラ下落についてここを買い場と判断するのは早計だろうと考えている。

トルコ経済は比較的順調と聞くが、トルコは財政と経常収支の赤字という基本的な問題を抱えている。トルコが発行している外貨建て国債は同国の50%に及ぶという。

国債が自国内で消化されているか外貨建てで外国人投資家に保有されているかは財政上極めて重要な問題。日本がこれだけの財政赤字を抱え、GDPの2倍に及ぶ国債を発行しながらも、国債金利がほとんど上昇しないのは、日本国債の大部分が国内で消化されているからだ。

CNBCはロンドンベースのPrincipal Global Investorsの代表Jim McCaughan氏の「リラは小反発しているが、基本的にはリラ危機は続くだろう。基本的には何も変わっていないからだ」というコメントを紹介していた。

基本的に何も変わっていない一例としては、エルドアン大統領による中央銀行の金利政策に対する介入などだろう。

トルコ中銀のインフレターゲットは5%だが実際のインフレ率は15%。本来は中央銀行は政策金利を引き上げて加熱した経済を引き締める必要があるのだが、大統領が反対しているということだ。

と分かったようなことを書いたが、トルコのことは詳しくないし、あまり調べるつもりもない。理由は簡単だ。金利が高い債券というものは金利が高い分だけリスクがあり、そのリスクをとって投資する妙味はないと私は考えているからだ。

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