競馬の第32回エリザベス女王杯。ダイワスカーレットの堂々たる勝ちっぷりに惚れぼれ。ウオッカの出走取消しは残念でしたが、私はあまり重視していませんでした。こちらの馬が強いのでは、と最初から決めていたので。実際に走っていればどうだったかはわかりませんが……。
本質的に先行型なんですね。先頭に立っても焦ることなく、落ち着いて自分のレースを組み立てている感じ。安藤勝己騎手の手綱さばきの見事さもあるでしょうけど。
普通、馬は父親からの血統を重視しますが(アグネスタキオンですね)、この馬の場合、お母さんのスカーレットブーケにも注目しなければならないようです。今後、この母親名が気になりそう。
それにしても思い出されるのは、昨年のこの試合で1着になりながら降着処分を受けたカワカミプリンセスのこと。この頃、名前を見ないのでどうしているのかなと思ったら、夏に故障して休養中なんですね(→JRAニュース)。もったいないことです。早くまた走る姿を見たい。
夕方、つつじヶ丘の本屋さん「書原」まで出かけて平山廉『カメの来た道』(NHKブックス)など4冊購入。
『カメの来た道』のイラストは小田隆さん。平山さんとのコンビは名著『最新恐竜学』(平凡社新書、1999年)と同じですね。中味が楽しみ。