散歩は日没(当地では午後4時36分)より後なので、暗くなってゆく空を眺めながらということになります。
西の空に生まれて間もない月が浮かんでいました。調べてみると月齢3.2。文字通りの三日月です。
空にまだ光が残っている間は細い眉のような光だけが見えますが、だんだん暗くなると暗い部分までうっすらと見えてきました。地球照です。
西の空に生まれて間もない月が浮かんでいました。調べてみると月齢3.2。文字通りの三日月です。
空にまだ光が残っている間は細い眉のような光だけが見えますが、だんだん暗くなると暗い部分までうっすらと見えてきました。地球照です。
歩きながら、地球照がよく見える条件について考えました。
太陽からの光が地球に当たって反射し、それがさらに月まで行って還ってくるわけですが、当然、地球から月へ行く光が多い時、地球照は明るくなるはず。空に浮かぶ白い雲が多い時に、反射光は強くなるでしょうから、つまりは日本が日没を迎えた直後に太陽を浴びている部分――アジア、ヨーロッパ、インド洋、アフリカ付近――に雲が多ければ地球照がはっきりすると考えたのですが、どうでしょう?
太陽と地球と月の位置関係、それに地球の自転の向きなどを一度に想像しようとすると頭の中がムズムズしてきます。私の頭はそういうことを考えるのにあまり向いてないようです。