夕方の散歩はちょっと早めに出かけ、入園終了の午後4時寸前に植物公園へ。目当てはバラ園。
思ったとおり週日の夕暮れ時、バラ園にほとんど人影はなく、バラの花と怪しいオジさんとの濃密なひと時を持つことができました。
花に鼻をすり寄せて香りをたっぷり嗅いだり、花びらのひとつひとつまで愛でるなんてことは、他人の目がある時はなかなかできません。
ひと口にバラの香りといっても、ツンとくるのもあれば、ムッとするのもあるし、もちろん甘いのも爽やかなのも。それに花びらの微妙な色合いは、同一種でも花ごとに違っていて見飽きることがありません。淫靡な妖しい時間を堪能してまいりました。