春一番が吹きました。
立春から春分までの間の南からの強風ということなので、ぎりぎり間に合ったというところ。春一番のない年もありますからねぇ。
当地での最高気温 19.8℃(隣町アメダス)。
散歩の際も、コートを脱いでる人が多かった。小学生の男の子は脱いだジャンパーを振り回しながら、「これ、持って帰るのがめんどくせぇ」といってました。そういえば、スーパー近くの植え込みには小さなダウンジャケットが置きっぱなしだったなあ。
ムラサキ科の2年草(年末に芽生えて初夏まで生育)。花を見ればわかるようにワスレナグサの仲間です。
大好きな花なので、毎年、撮影します。
これから5月ぐらいまでが花の時期かな。くるくると巻いた花穂につぼみがつき、下の方から順番に咲いてゆきます。つぼみに数字をつけておけばカレンダーになるのではないか、などと夢想しました。
水色の可憐な花は、見れば誰も好きになると思うのですが、とても小さい。直径2~3ミリ。
道端に立ち止まっただけでは、気づかないかもしれません。もしやと思ったら、しゃがみこんでじっくり愛でてやってください。
名前の由来は、葉を揉むとキュウリの匂いがするから。私はそんなふうに感じたことはないのですが。(写真はステレオグラムになっています。交差法で立体視してみてください)