春分。
今日を境に太陽は赤道より南側に(追記:正しくは「北側に」。橘さんが指摘してくださいました)位置するようになります。
東京の日の出は5時44分。日の入りは17時53分。昼間が9分長いですね。
これは日の出(太陽の上端が顔を出す時)と日の入り(同じく太陽の上端が隠れる時)の定義によるズレのせい。太陽が自分のみかけの直径分を移動するのに9分かかるということなのでしょう。
ところで、最近、「時正(じしょう)」という言葉を覚えました。辞書には「昼と夜の長さが等しいこと。彼岸の中日」というような書き方がされています。でも、暦によれば、東京の昼と夜の長さが等しいのは4日前、3月17日のことでした。
ということで、3月17日を「時正」と呼びたくなりますが、これは間違い?
さて、時正の今日。
朝は晴れていたのに、昼前から昼下がりにかけて雪雲が空を覆いました。雪は降らず、その後また青空が広がりましたが、北風が強い。
散歩に出ると、近所のお宅の庭のハクモクレンが咲いていました。
青空をバックにした白い花といえば、コブシがよく似合うのですが、そのコブシはまだ咲いたのを見ません。桃の花は今が盛り。季節の進行がちょっと変かも。
知人のブログによれば、高知ではもうハクモクレンは散ってしまったとか。南国高知と関東との差を感じます。