惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

道徳教育

2014-03-13 20:32:19 | 音楽

 朝から降り出した雨が午後は激しくなりました。強い風も吹いて、横殴りの雨。
 散歩に出ることは控え、いちにち家の中で読書仕事にはげみました。

 運動はもっぱらバランスボール。腰をかけたり、腹ばいになったり、背中で乗ってみたり(とてもじゃないけれど、背中ではバランスとれません)。

 同時に音楽をかけていることがほとんどですが、今日はクレイジーキャッツを勝手に特集してみました(大瀧詠一さんの「楽しい夜ふかし」みたいでしょ)。
 で、「学生節」が流れている時、次のような歌詞に気を引かれました――

道徳教育 こんにちは
押しつけ道徳 さようなら

 今まで気にとめたことがなかったのですが、この歌の流行った1962年当時、道徳教育が叫ばれたりしていたのでしょうか。

 それにしても、あまり青島幸男らしくないなと思って調べてみたら、作詞は青島さんではなくて西島大という人でした(作曲は山本直純)。2010年に亡くなられた脚本家の西島大さんでしょうか。

 今の首相も道徳教育の必要性を強調していますが、私も授業に道徳の時間があるのは良いことだと考えています。
 とはいっても、「正しい道徳」を覚えたかどうかで点数をつけるのには意味がなくて、この「学生節」の歌詞のように、「押しつけ道徳」を跳ねかえすために、自分たちで道徳について考えることが必要だと思うから。

 作詞の西島大さん、いいこと言ってたんですね。

 同じ歌の――

柳は緑 花くれない
風が吹いたら ナンマイダ

 ってところも大好きです。