朝から降り出した雨が午後は激しくなりました。強い風も吹いて、横殴りの雨。
散歩に出ることは控え、いちにち家の中で読書仕事にはげみました。
運動はもっぱらバランスボール。腰をかけたり、腹ばいになったり、背中で乗ってみたり(とてもじゃないけれど、背中ではバランスとれません)。
同時に音楽をかけていることがほとんどですが、今日はクレイジーキャッツを勝手に特集してみました(大瀧詠一さんの「楽しい夜ふかし」みたいでしょ)。
で、「学生節」が流れている時、次のような歌詞に気を引かれました――
- 道徳教育 こんにちは
- 押しつけ道徳 さようなら
今まで気にとめたことがなかったのですが、この歌の流行った1962年当時、道徳教育が叫ばれたりしていたのでしょうか。
それにしても、あまり青島幸男らしくないなと思って調べてみたら、作詞は青島さんではなくて西島大という人でした(作曲は山本直純)。2010年に亡くなられた脚本家の西島大さんでしょうか。
今の首相も道徳教育の必要性を強調していますが、私も授業に道徳の時間があるのは良いことだと考えています。
とはいっても、「正しい道徳」を覚えたかどうかで点数をつけるのには意味がなくて、この「学生節」の歌詞のように、「押しつけ道徳」を跳ねかえすために、自分たちで道徳について考えることが必要だと思うから。
作詞の西島大さん、いいこと言ってたんですね。
同じ歌の――
- 柳は緑 花くれない
- 風が吹いたら ナンマイダ
ってところも大好きです。