良い陽気となってきました。最高気温 22.4℃(隣町アメダス)。
庭やベランダでの園芸仕事に本腰を入れなくては。
まずは、先週、黒砂糖をまぶして漬け込んでおいたヨモギから発酵液をとることにしました。
重石をのせ、容器には不織布で覆いをしてありました。それをどかすと、プーンと発酵臭がします。あまり良い匂いとはいいがたい。味噌蔵や醤油蔵の匂いをきつくしたような感じでしょうか。
容器をそのまま適当な台にのせ、傾斜させて手前に液が流れ落ちるようにしました。ヨモギの表面は特に濡れた様子もなく、あまり液が浸みているようではありません。大丈夫かと心配しましたが、やがてタラ~リ、タラ~リと黒い液が流れ出てきます。ポトリ、ポトリと垂れるのを、入れものに。
日中いっぱいかかって、約150mlを収穫。もとのヨモギが500gだったので、こんなものでしょうか。
小さなペットボトルに入れて保存。見た目はたまり醤油のようです。50~100倍に薄めて、野菜に散布すると活力が引き出されるとか。使うのが楽しみ。
今日の談志師匠のCDタイムは「芝居の喧嘩」。
得意の講釈ネタですが、マクラで、あれこれ講釈のヤマ場をやってみせてくれてサービス満点。しかも、上手いのなんのって。立板に水の達者な口演にうっとり。
本題中での脱線も楽しい。宍戸錠が白バイに乗ってて、酒を飲むなどという「ドッキリカメラ」の話があったりします。
話の節々から、家元がいかに寄席芸を愛していたかが伝わってきて、ああ、伝統文化は守んなきゃいけないなあ、と思いました。