最高気温 27.3℃(隣町アメダス)。ひええ~っ。
午後、トマトとスイカの雨除けのために木工をしていたらどんどん時間が経ってしまい、夕食の焼魚の支度をすることを忘れていた。
家の者に「もしかして、忘れてない?」と言われて、やっと気がつく。迷惑かけて、ごめんなさい。
というわけで、夕食はいつもより15分程遅れました。
夕食後の談志師匠CDタイムは「寝床」。お馴染みの演目であります。
マクラは歌謡曲の歌詞の話から。「情けない歌詞をかっこいいメロディーで歌うからいいんでね」と、あれこれ歌詞をあげつらう。
「瞳を閉じて、なんていうけど、バカいっちゃいけない。目蓋は閉じても、瞳は閉じようがない」というイチャモンは正鵠を射ているのか、どうか。今度、よく考えてみます。
本題は、義太夫が語れるので機嫌がいい旦那が、だんだん不機嫌になるところの描写とか、その義太夫がいかに凄まじいものかを、店子や使用人がうんぬんするところとか、見事なもの。可愛い声と、弱った声と、怒った声と、困った声と……描き分けの妙が素晴らしく、わかりきった噺にもかかわらず、ついつい聞き惚れてしまいました。