惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

ラジオ

2015-04-08 20:49:35 | 演芸

 聴いてます、『東横落語会 立川談志』。
 昨日は「品川心中」、今日は「らくだ」。

 

 夕食後に音だけの落語を聴いていると、子どもの頃、まだテレビがなかった時のことを思い出します。家ではもっぱらラジオを聴いていましたから。
 小学校低学年までだったかな。いや、我が家にテレビが入ったのはかなり遅かったから、もっと後までだったか。

 

 色々番組があった中でも、寄席中継は大好きでした。落語、漫才、漫談……柳家三亀松さんの都々逸なんか、普通だったら小学生が聴くことはないでしょうが、プログラムにあったんで、これも聴いてました。いいもんだと思ったのは、かなり変わった小学生だったかもしれません。今思うと、貴重な体験。

 

 落語家では柳家金語楼、その弟の昔々亭桃太郎、先代の三遊亭金馬、古今亭志ん生、春風亭柳昇、林家三平、三遊亭歌奴、おばあさんものが得意だったのは誰だったっけ――ググッてみると、そうそう古今亭今輔師匠でした。
 ラジオとはいえ、そうした芸に接することができたのは幸せでした。

 

 談志の『現代落語論』を読んだのは中学生の時。それ以来、ラジオ、テレビで機会があれば見聞きしてました。ナマの高座も見ました。
 やっぱり、落語家ではいちばんだと思います。毎日、聴いてて、凄い凄いと感じる。