種蒔き前に、種を水に浸して芽を出し始めさせることを「芽だし」というようです。
本当は、出るのは、芽ではなくて、根という感じ。というか、ニョキっと出た白いものが下に伸びて根になり、その後、途中から芽がもちあがるのかな。
それはともかく、この芽だし、普通は濡れた布を2つ折りにしたりして使うようですが、私は写真のように薄い皿にスポンジ2枚を入れて湿し、間に種をはさむようにしています。
これはホウレン草の芽だしをしているところ。
ただね、せっかく芽だしをしたホウレン草の種を、蒔いても、蒔いても、ダンゴムシが齧ってダメにしてしまうんです。
頭に来て、今日はこんなものを買ってきました。コンテナごとに少しずつ使って、ダンゴムシを必要最小限、駆逐するつもり。
そろそろゴーヤの苗を作りたいのですが、ゴーヤも芽だしをした方がいいみたい。
上記のスポンジ芽だしセットを使うつもりです。
今日の談志師匠のCDタイムは「洒落小町」。
外で遊んでばっかりの亭主を、おしゃべりなおかみさんがダジャレや短歌で家に引き止めようとするという話ですが、ダジャレの元になっている成句が難しくて、半分くらいしかわかりません。時代の違いを痛感します。
「足駄(あしだ)通れば二階から招く」って「吉田通れば――」の洒落らしいんですけど、どちらもどういう意味だか……?
でも、立板に水のおかみさんの口舌を聴くだけでも唸ってしまう部分はあります。
家元は凄い早口が可能なんですね。それが出来なくなっていた晩年の高座は痛々しかった。