競馬の皐月賞。
自慢になりますが、事前に「本命はドゥラメンテか、リアルスティールか。迷ってます」なんてツイートしたりしました。
結果はドゥラメンテが1着、リアルスティールが2着。迷った私は両馬の馬連を買ったので、大当たり!
当たるとうれしいですね。基本的にはハズレるものなので。
それにしても、ドゥラメンテは強かった。最終コーナーで思いっきり外へ斜行し、デムーロ騎手がインタビューで「ボク、恐かった」といったほど(9日間の騎乗停止)。それでも態勢を立て直すとぐんぐん加速して、圧勝。たぶん、ダービーでもリアルスティールと競り合って、優勝するのでは。
朝日新聞朝刊で、今どきの子どもたちの様子を描くコラムがあり、このところ「女子、土俵に立つ」と題して、相撲をとる少女の話が続いていました。
最終回の今日は、世界ジュニア女子相撲選手権大会軽量級チャンピオン(長い!)の野崎舞夏星(まなほ)さんが登場。
野崎さんの発言で我が意を得たりと思ったのは、彼女は高校時代、柔道、レスリング、相撲と3種の格闘技に取り組んでいたそうですが、中では相撲が格別に面白かったと言っているところ。
「ルールが簡単で体格に関係なく誰にでも勝つチャンスがある。一瞬の集中力で何が起こるか分からないのも魅力」
と、コメントしています。
そうなんだよなぁ。相撲は、基本的に2人いればやれて、レフェリーの判定や、審判員の採点で勝負が決まるなんてことがないもんなぁ。
スポーツのルールは、基本的に、簡単であればあるほどいいと思います。それでいて、奥が深い競技が面白い。
相撲はまさにそれ。柔道よりももっと広く世界に普及する可能性があると考えているのですが、どうでしょう?
今日の談志師匠のCDタイムは「権助提灯」。
本宅と妾宅の間を、お供の使用人・権助に提灯をもたせて行ったり来たりする旦那の話。人が好いというよりは、間が抜けたお人なんですが、それを権助がバカにしている風情の伝え方がうまい。行ったり来たりのテンポが最後はめちゃめちゃ上がっていって、ポーン! という感じでサゲにつなげる。上手いよねぇ。長いマクラも楽しかった。